マーケット
10/10 15:15
39,380.89
+102.93
42,454.12
-57.88
暗号資産
FISCO BTC Index
10/11 11:26:17
9,003,316
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

衆院選を控えて模様眺めムードが広がる中、決算受けた売り買いが交錯【クロージング】

2021/10/29 16:05 FISCO
*16:05JST 衆院選を控えて模様眺めムードが広がる中、決算受けた売り買いが交錯【クロージング】 29日の日経平均は3日ぶりに反発。72.60円高の28892.69円(出来高概算15億6000万株)で取引を終えた。31日の衆院選の投開票日を前に様子見気分が広がる中、短期筋による先物売買で振り回される場面もあったが、本格化している決算発表を受けた売り買いが交錯し、その後は前日の終値を挟んだレンジ内の動きにとどまった。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄、値下がり銘柄はほぼ拮抗していた。セクター別では、海運が7%を超える上昇なったほか、パルプ紙、鉄鋼、食料品、繊維製品など16業種が上昇。一方、金属製品、証券・商品先物、ガラス土石、小売など17業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、東エレク<8035>、オムロン<6645>、ダイキン<6367>が堅調だった半面、アドバンテス<6857>、KDDI<9433>、信越化<4063>、TDK<6762>、アステラス薬<4503>が軟調だった。 28日の米国市場の取引終了後に発表されたアップルの決算は、売上高と当期純利益はともに7~9月期として過去最高を更新したものの、半導体不足によって供給制約を受け、主力の「iPhone」の売上高は市場予想を下回った。これを受けて時間外取引で一時5%超急落したため、半導体や電子部品関連株などを中心に売りが先行。前場半ばには、一時28475.06円まで下落幅を広げた。ただし、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>といった好決算を発表した銘柄は買われるなか、売り一巡後はプラスに転じている。 衆院選については、各メディアが、「自民党単独で過半数を維持できるのかの攻防」などと伝わるなど、政治情勢を巡る不透明感は拭えていないが、関係者からは「選挙が波乱なく通過すれば、あく抜け感から相場は出直ってくるのではないか」との指摘が聞かれた。また、本格化している国内主要企業の決算は、今のところ経常増益となる企業数が目立つ。来週は4日の取引時間中にトヨタ<7203>が上半期決算を発表する。半導体などの部品供給の不足による生産への影響を見極めたいとする向きが多く、良好な内容となれば、他の製造業の株価にも好影響を与える可能性はありそうだ。 《FA》
関連銘柄 13件
4063 東証プライム
6,193
10/10 15:00
+64(%)
時価総額 12,535,394百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4503 東証プライム
1,766
10/10 15:00
+19(%)
時価総額 3,242,115百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
9,604
10/10 15:00
-115(%)
時価総額 16,288,000百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
19,580
10/10 15:00
+30(%)
時価総額 5,739,172百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6645 東証プライム
6,560
10/10 15:00
+131(%)
時価総額 1,352,967百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6758 東証プライム
2,826
10/10 15:00
+6(%)
時価総額 17,642,995百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6762 東証プライム
1,899
10/10 15:00
-16(%)
時価総額 3,691,390百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
7,538
10/10 15:00
-101(%)
時価総額 5,775,382百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6861 東証プライム
68,940
10/10 15:00
-140(%)
時価総額 16,766,760百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
7203 東証プライム
2,581
10/10 15:00
+17.5(%)
時価総額 42,108,981百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8035 東証プライム
25,515
10/10 15:00
-255(%)
時価総額 12,033,716百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,795
10/10 15:00
+14(%)
時価総額 11,048,543百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
51,360
10/10 15:00
+650(%)
時価総額 16,343,831百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10