マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,863.86
+409.74
暗号資産
FISCO BTC Index
10/14 19:21:28
9,680,693
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

個人投資家・有限亭玉介:自動車も半導体も「部材・部品」の関連株に注目【FISCOソーシャルレポーター】

2021/8/14 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:自動車も半導体も「部材・部品」の関連株に注目【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2021年8月10日10時に執筆 日本経済復活の鍵として期待される半導体。それが部品不足によって半導体製造装置などの納期が遅れているようです。好況である自動車業界の成長の為には半導体の供給不足は一刻も早く解消しなくてはなりませんな。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 3月に発生したルネサスエレクトロニクス那珂工場の火災、8月には中国政府が自動車向け半導体の販売業者に独占禁止法違反の疑いで取り締まりを強化した事が半導体の供給不足に拍車を掛けているようです。新型コロナの感染拡大は、依然としてアジア地域でのサプライチェーンへも影響を及ぼしています。 もちろん一時的な供給不足であって、中長期的には状況は改善されると思われます。しかしながら貿易などの観点から米中対立の様相を見るに、再び地政学的な理由で供給が滞る事も想定されます。 先日の中国国内でのゲーム業界や学習塾業界への規制でもわかるように、中国政府の声一つで状況が一変してしまうリスクを孕んでいるという認識は必要です。それを踏まえると、これからEVや半導体業界などが標的にならないとは言い切れません。ここ最近の中国政府の動向は、注視しております。 日本の製造業の代表格である自動車と半導体製造装置は、日本経済復活の要として他国に干渉されず日本政府が保護していくべき産業です。今年の下半期も投資家にとって自動車・半導体というキーワードは無視できない一年となるかもしれませんねぇ。 さて、今回は自動車・半導体関連を中心にピックアップしてみましたよ。半導体製造装置などの各種電子部品を手掛けるダイトロン<7609>は、8月2日の決算で増益着地に加えて上方修正も発表しました。チャート(日足)も決算発表後に窓を開けて動意しており、年初来高値を更新しております。 半導体集積回路の組立や検査を行うアオイ電子<6832>も、好決算と併せて上方修正を発表しました。産業機器向けや5G関連が好調で、下落基調であったチャート(日足)は底を打って切り返すと下値を切り上げております。 半導体製造過程で使われるEUV露光技術に思惑があるホロン<7748>は、8月5日の決算発表はまずまずでしたが、一部メディアが集計した売上高100億円以下の企業で「3年前と比べて配当総額の伸び率が大きかった企業のランキング」で首位となっております。直近では25日線を上抜いてきておりますな。 今年に入り上昇基調となっていた菊水電子工業<6912>は、7月29日の決算後に動意すると年初来高値を更新しました。EV用バッテリの耐電圧・絶縁試験向け安全関連試験機器が伸長するなど、EVシフトの潮流が需要拡大に繋がっているようです。 電力インフラに強みを持つ昭和電線HD<5805>も、自動車向け製品に思惑があるようです。8月2日の決算発表では、経常利益が前年同期より4.6倍の増益となり動意しました。大台の2000円を突破して年初来高値を記録した後も、上値を追うか監視ですな。PERが割安な点も見逃せません。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《RS》
関連銘柄 5件
5805 東証プライム
5,770
10/11 15:00
+70(%)
時価総額 177,872百万円
電線準大手。電線ケーブルや送電システム用電力機器、免震装置等を手掛ける。旧社名は昭和電線ホールディングス。アルミ架空送電線事業からの撤退を決定。27.3期営業利益150億円目標。海外事業の新展開等に注力。 記:2024/06/04
6832 東証スタンダード
2,522
10/11 15:00
-45(%)
時価総額 30,264百万円
ICやモジュール、光学センサ等の製造、販売を行う集積回路事業が主力。サーマルプリントヘッドは世界シェアトップクラス。機能部品は海外向けサーマルプリントヘッドの受注低迷等が響く。24.3期3Qは業績苦戦。 記:2024/04/16
6912 東証スタンダード
1,250
10/11 15:00
-1(%)
時価総額 12,375百万円
電子計測器、電源機器の専業メーカー。修理・校正サービス等も手掛ける。衛星システム評価⽤電源装置等に注力。電源機器群は増収。交流電源は車載関連市場向けなどで好調。売上原価減少。24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/04/14
7609 東証プライム
2,864
10/11 15:00
-23(%)
時価総額 31,951百万円
電子部品、アセンブリ商品、半導体等を扱うエレクトロニクス技術商社。ワイヤーハーネスなどオリジナル製品の開発・製造も行う。納入先は約5000社。グローバル生産体制の強化、新規事業の育成強化等に取り組む。 記:2024/09/02
7748 JQスタンダード
3,115
3/29 15:00
-105(%)
時価総額 11,912百万円
半導体の検査・測定装置を展開。マスク用電子ビーム微小寸法測定装置やマスク用元素分析欠陥検査装置を手掛ける。電子ビーム制御技術に定評。次世代機は開発順調。為替差益は増加。22.3期3Qは2桁増収増益。 記:2022/02/14