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*16:00JST 日経VI：上昇、コロナ拡大や需給悪化懸念で警戒ムード高まる 日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は8日、前日比＋1.53pt（上昇率8.86％）の18.79ptと上昇した。なお、高値は19.01pt、安値は17.59pt。昨日の米株式市場で主要3指数（ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500）が上昇したものの、今日の東京株式市場は売りが先行。日経225先物は下落し、日経VIは上昇して始まった。市場では新型コロナ感染拡大への懸念に加え、ETFの分配金捻出に伴う売りが意識され、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが高まりやすく、今日の日経VIは株価下落を受け、終日、昨日の水準を上回って推移した。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20～30程度）に回帰するという特徴も持っています。 《FA》