マーケット
9/20 15:15
37,723.91
+568.58
42,063.36
+457.18
暗号資産
FISCO BTC Index
9/22 20:45:29
9,043,309
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

値下がり6割超も終値ベースでは10営業日ぶりに28500円を回復【クロージング】

2021/5/25 16:04 FISCO
*16:04JST 値下がり6割超も終値ベースでは10営業日ぶりに28500円を回復【クロージング】 25日の日経平均は4営業日続伸。189.37円高の28553.98円(出来高概算9億9296万株)で取引を終えた。終値ベースでは10営業日ぶりに28500円を回復した。米長期金利の落ち着きや暗号資産市況の回復を映して上昇した24日の米国市場の流れを引き継ぎ、半導体関連株やIT関連株などを中心に買い優勢の展開から、一時28576.97円まで上昇。ただ、前日同様、心理的な節目である28500円台を突破してくると、戻り待ちの売りが散見されるほか、9都道府県の緊急事態宣言を延長する方向で調整していると伝わっているため、次第に28500円処でのこう着に。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄が1400を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、証券・商品先物が2.00%、その他製品は1.83%、鉄鋼は1.64%など19業種が上昇。一方、海運業が2.35%と大きく値を下げたほか、パルプ紙、水産農林、空運など14業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、エムスリー<2413>が堅調。半面、塩野義<4507>、ネクソン<3659>、TDK<6762>、中外薬<4519>が軟調だった。 24日の米国市場はインフレ懸念が後退し、主要3株価指数は揃って上昇。東京市場にもリスク選好ムードが広がった。米長期金利が1.6%に低下したことから、半導体関連株などのグロース株中心に値を上げる銘柄が目立っていた。また、世界的な景気回復期待を背景に鉄鋼などの景気敏感株の一角にも買いが続いた。ただ、米国務省が24日、米国民に日本への渡航を中止するよう勧告しており、新型コロナの感染拡大に歯止めがかかっていないことに対する警戒感に加え、間近に迫っている東京五輪開催の是非をどうするかという不透明要因もあり、積極的に上値を追う雰囲気にはならず、出来高は連日で10億株を下回る薄商いだった。 米国では今夜、コンファレンスボードによる5月の消費者信頼感指数が発表される。米当局者からは「インフレ高進を一時的なものと片付けるべきではなく、情勢の変化に対応し素早く政策を変更する必要がある」などと発言しており、「インフレは一時的」との見解を示していたスタンスにやや変化が見られている。このため、景況感の改善がより鮮明になれば、こういった発言が多く出てくる可能性があり、落ち着きを取り戻した米金利も再び上昇することも想定される。このため、目先は、米経済指標の結果と米国市場の動きを見ながらの展開となりそうだ。 《FA》
関連銘柄 8件
2413 東証プライム
1,453
9/20 15:00
+22(%)
時価総額 986,488百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
3659 東証プライム
2,802.5
9/20 15:00
+44.5(%)
時価総額 2,426,609百万円
PCオンラインゲーム、モバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。北米及び欧州は売上伸長。「デイヴ・ザ・ダイバー」などが売上貢献。 記:2024/06/13
4507 東証プライム
6,449
9/20 15:00
+56(%)
時価総額 2,009,418百万円
製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
4519 東証プライム
6,849
9/20 15:00
+41(%)
時価総額 11,499,868百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
6762 東証プライム
9,000
9/20 15:00
+102(%)
時価総額 3,498,948百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
6,295
9/20 15:00
+79(%)
時価総額 4,823,034百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
24,245
9/20 15:00
+1,225(%)
時価総額 11,434,742百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
47,810
9/20 15:00
+1,910(%)
時価総額 15,214,146百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10