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前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後はこう着感の強い相場展開に~

2021/5/6 8:53 FISCO
*08:53JST 前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後はこう着感の強い相場展開に~ 6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:買い一巡後はこう着感の強い相場展開に ■コマツ、22/3営業利益34.5%増 2250億円を見込む ■前場の注目材料:1億円に減資、中小企業化、税制上有利、収益悪化で相次ぐ ■買い一巡後はこう着感の強い相場展開に 6日の日本株市場はこう着感の強い相場展開が続こう。5日の米国市場はNYダウが97ドル高だった。イエレン財務長官がインフレ問題を懸念しておらず、また、FRBの金融政策を予想したり推奨したりすることはないと、発言を明確化したため投資家のインフレや利上げへの警戒感が後退した。また、予想を上回った企業決算や商品価格高を受けたエネルギー関連株の上昇がけん引し、ダウは終日堅調な展開となった。一方でハイテク株から景気循環株への移行が続き、ナスダックは続落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比195円高の29075円。円相場は1ドル109円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い優勢の展開になりそうだ。しかし、米国ではハイテク株から景気循環株への移行が続いており、ナスダックは4営業日続落と調整を見せており、値がさハイテク株などの指数インパクトの大きい日経平均に対しては重荷となりやすいだろう。また、景気循環株へのシフトの流れについても、国内では緊急事態宣言の延長の可能性が高いため、米国同様の流れには向かいづらい面もありそうだ。そのため、買い一巡後はこう着感の強い相場展開になりやすく、日経平均は29000円を挟んだ方向感の掴みづらい状況が続こう。 そのため、物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別対応に向かいやすく。4月30日に決算を発表した企業の市場反応が注目されやすいところであり、市場の関心は東エレク<8035>に集まりやすいと考えられる。その他、今週は2日間の売買となるため商いは膨らみづらく、決算を手掛かりとした短期的な値幅取り狙いの売買に向かいやすいことから、中小型株に短期資金が集中することになりそうだ。中小型株の決算については、GMO-FH<7177>、enish<3667>、Cマネージメント<4491>、Aiming<3911>、イトーヨーギョ<5287>辺りが注目されそうである。 そのほか、ワクチン接種の大規模接種会場について、政府は受け付けや予約などを民間へ委託することを検討していることが伝わっている。サーバー負荷なども伝わっているなか、データセンターやコールセンター業務などを手掛けている企業などが関連銘柄として注目される可能性がありそうだ。 ■コマツ、22/3営業利益34.5%増 2250億円を見込む コマツ<6301>は2022年3月期の営業利益は34.5%増の2250億円を見込む。アジアや北米、中南米を中心に新型コロナウイルスの感染拡大で減少した建設機械の需要が回復する。同時に発表した21年3月期の営業利益は前期比33.3%減の1673.28億円だった。新型コロナの影響で建機の販売が低調だったほか、北米でエネルギー関連の建機や鉱山機械が落ち込んだ。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(34230.34、+97.31) ・シカゴ日経225先物は上昇(29075、4月30日の大阪比+195) ・1ドル109円10-20銭 ・SOX指数は上昇(3042.88、+18.57) ・VIX指数は低下(19.15、-0.33) ・米長期金利は低下 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・1億円に減資、中小企業化、税制上有利、収益悪化で相次ぐ ・台湾侵攻は「日本有事」、個別的自衛権で中国に対抗 ・連休人出、昨年より増、全95地点、宣言効果は限定的 ・米、北朝鮮に対話促す、国務長官、新政策踏まえ ・4都府県、緊急事態延長で調整、政府、休業の範囲焦点 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(3月18-19日分) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 7件
3667 東証スタンダード
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時価総額 4,661百万円
ゲームアプリの企画・開発・運営等を行う。運営タイトルは「進撃の巨人 Brave Order」、「ぼくのレストラン2」など。ブロックチェーンゲームに参入。効果的な運用等で、既存タイトルの売上は安定水準維持。 記:2024/07/01
3911 東証グロース
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時価総額 9,527百万円
オンラインゲーム配信サービス、オンラインゲーム制作・運営受託サービスを手掛ける。「剣と魔法のログレス いにしえの女神」等が主要タイトル。コロプラと資本業務提携。リリステは24年9月に正式サービス開始予定。 記:2024/08/02
4491 東証スタンダード
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時価総額 3,347百万円
システム開発会社。情報システムの企画や設計、構築、運用・保守を行う。金融や公共、医療分野に強み。インフラソリューションサービスは2桁増収。AWS中心にクラウド関連の受注が増加。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/04/17
5287 東証スタンダード
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10/4 15:00
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時価総額 1,848百万円
道路・上下水道向けコンクリ二次製品を製造・販売。建築設備機器関連事業や不動産関連事業も展開。ライン導水ブロックシリーズは引き合い順調。中計では27.3期売上36億円目指す。環境対策製品の規模拡大図る。 記:2024/04/29
6301 東証プライム
4,060
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時価総額 3,950,973百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
649
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時価総額 76,523百万円
金融サービス会社。個人投資家向けにFXや株式、先物・オプション、CFD等の金融取引サービスを提供する。傘下にGMOクリック証券等。暗号資産も扱う。FXで最大手。海外展開も。FXなど口座数伸び堅調。 記:2024/07/25
8035 東証プライム
25,355
10/4 15:00
-405(%)
時価総額 11,958,255百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07