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FOMCを無難にこなし3万円回復も、日銀会合の結果を控え次第にこう着感強まる【クロージング】

2021/3/18 16:25 FISCO
*16:25JST FOMCを無難にこなし3万円回復も、日銀会合の結果を控え次第にこう着感強まる【クロージング】 18日の日経平均は大幅反発。302.42円高の30216.75円(出来高概算15億9934万株)と、終値ベースで2月25日以来の3万円を回復して終えた。前日の米国株高を背景にリスク選好ムードが広がった。物色の対象は輸出関連株や景気敏感株など幅広い銘柄が上昇し、前場半ばには一時30485.00円まで上昇幅を広げる場面がみられた。ただし、日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとのムードも強く、買い一巡後は次第にこう着感の強い相場展開となった。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄数は1400を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、銀行と証券・商品先物が3%を超える上昇となるなど29業種が値上がりした一方、陸運、不動産、その他製品、情報通信が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、ファナック<6954>、信越化<4063>が堅調。半面、ソフトバンクG<9984>、テルモ<4543>、コナミHD<9766>、ネクソン<3659>が軟調だった。 注目されたFOMCは波乱なく通過し、米国市場ではリスク選好ムードが強まり、NYダウは過去最高値を更新した。米国では利上げの前倒しがあるのではないかとの思惑が広がっていただけに、少なくとも2023年末までゼロ金利政策を維持する見通しを示したため、買い安心感につながったようである。ただ、その後は、3万円の大台を突破したことに伴う戻り待ちの売りや、あす午後に判明する日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとの思惑から、次第に上値の重さが意識された。 日銀の決定会合については、きょう昼、「長期金利の誘導策は変動を認める幅を現状より若干広げ、プラスマイナス0.25%程度とする方向」と一部で伝わり、長期金利の上昇を容認する姿勢を示すものとみられる。また、イールド・カーブ・コントロール(YCC)の調整や上場投資信託(ETF)の購入弾力化などが行われるのではないかとの見方がされている。会合結果や午後3時半からの黒田総裁の会見内容を見極めるまでは動きづらいとのムードが多く、高値水準ながらもこう着感の強い展開が続きそうだ。 《FA》
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PCオンラインゲーム、モバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。北米及び欧州は売上伸長。「デイヴ・ザ・ダイバー」などが売上貢献。 記:2024/06/13
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半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
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CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
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時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9766 東証プライム
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時価総額 2,121,648百万円
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9983 東証プライム
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9984 東証プライム
8,954
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