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こう着相場も23500円を割り込まずに底堅さが意識される【クロージング】

2020/10/12 16:15 FISCO
*16:15JST こう着相場も23500円を割り込まずに底堅さが意識される【クロージング】 12日の日経平均は続落。61.00円安の23558.69円(出来高概算8億5007万株)で取引を終えた。先週末の米国市場は上昇となったが、米国の追加経済対策を巡る不透明感から模様眺めムードの強い相場展開となった。もっとも寄り付き直後に付けた23597.91円を高値に弱含みとなったが、23500円を割り込まずに底堅さが意識された。こう着相場のなかで個人主体の資金はマザーズ銘柄などの中小型株にシフトしており、マザーズ指数は6営業日続伸で連日の年初来高値を更新している。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは、ゴム製品、倉庫運輸、海運、ガラス土石、輸送用機器が軟調。半面、空運、水産農林、情報通信、サービス、その他製品がしっかり。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、安川電<6506>、第一三共<4568>、テルモ<4543>が冴えない。一方でソフトバンクG<9984>、エムスリー<2413>、KDDI<9433>、武田<4502>、三井不<8801>が下支えする格好。 日経平均は狭いレンジでのこう着となったが、節目の23500円のほか、同水準に位置する5日線が支持線として意識されており、底堅い展開だった。先物市場ではランチタイムに23480円まで下げる場面がみられたが、その後は下げ幅を縮めており23500円を固める動きだった。東証1部の売買代金は1.7兆円と8月下旬以来の薄商いの中においては、短期筋の仕掛け的な商いも限られていたようである。 明日もこう着感の強い相場展開が続きそうである。米国市場はコロンブスデーの祝日のため債券市場と外為市場が休場となる。株式市場は通常取引をなるが、金融機関の多くは商いが細ることから、大きなトレンドは出難い状況。そのため海外勢のフローは限られるとみられ、物色は個人主体による中小型株に向かいやすいと考えられる。そのほか、翌日にはシティグループやJPモルガン・チェースなどの決算発表が控えているため、これを受けた米国市場の反応を見極めたいところでもある。 物色については、東証1部においてはコア銘柄の一角に資金が集中しやすく、物色の広がりは期待しづらいところ。中小型株についてもマザーズ指数へのインパクトの大きい流動性の高い銘柄のほか、決算や政策等を手掛かりとした個別物色が活発化しそうである。 《CN》
関連銘柄 9件
2413 東証プライム
1,425
11/22 15:30
-12.5(%)
時価総額 967,675百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4502 東証プライム
4,113
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 6,543,528百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4543 東証プライム
3,073
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 4,580,912百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4568 東証プライム
4,435
11/22 15:30
-48(%)
時価総額 8,635,096百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
6506 東証プライム
4,157
11/22 15:30
-70(%)
時価総額 1,108,630百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども手掛ける。欧州地域のロボット生産体制を強化。販売力の強化にも取り組む。 記:2024/10/25
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8801 東証プライム
1,257
11/22 15:30
+11.5(%)
時価総額 3,534,336百万円
大手総合デベロッパー。オフィスビル、商業施設等の賃貸が主力。連結子会社に三井不動産レジデンシャル、三井不動産リアルティ、東京ドームなど。データセンター事業の強化図る。27.3期純利益2700億円以上目標。 記:2024/08/30
9433 東証プライム
5,030
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+35(%)
時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17