マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/25 19:24:21
15,197,492
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

10億株を下回る薄商いとなり、模様眺めムードの強い相場展開【クロージング】

2020/7/17 15:40 FISCO
*15:40JST 10億株を下回る薄商いとなり、模様眺めムードの強い相場展開【クロージング】 17日の日経平均は続落。73.94円安の22696.42円(出来高概算9億9900万株)で取引を終えた。TSMCの設備投資計画の引き上げを受けた半導体株の強い値動きもあり、朝方は小じっかりで始まり、寄り付き直後には22857.82円まで上げ幅を広げる場面もみられた。しかし、その後はこう着感の強い相場展開となり、中国市場の不安定な値動きもあって利食い優勢の展開に。後場に入ると都内の新型コロナウイルス感染者数の増加が伝えられる中、様子見ムードの強い展開となった。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは「GoToキャンペーン」の運用を見直しが嫌気され空運が3%を超える下落。不動産、鉄鋼、海運、保険、パルプ紙、非鉄金属が冴えない。半面、電力ガス、医薬品、石油石炭、その他金融が小じっかり。指数インパクトの大きいところではファーストリテ<9983>が冴えない一方で、中外薬<4519>、アドバンテスト<6857>、エーザイ<4523>が下支え。 東証1部の売買高は7月3日以来の10億株を下回る薄商いとなり、模様眺めムードの強い相場展開だった。中国・上海指数は不安定な推移となったほか、グローベックスの米株先物も小動きであり、手掛けづらさが意識されていた。また、狭いレンジでのこう着が続いていることから、先物主導により仕掛け的な売買も入りづらい状況であった。材料株についてもマザーズ指数がマイナス圏で推移していることもあり、個人の活発な売買もみられずといったところだろう。 また、都内の新型コロナウイルス感染者数が増加傾向にある。検査数が増えているため想定されている面もあろうが、数値次第で短期的にマーケットに与える影響も大きいため、手控え要因になる。また、米国では来週から決算発表が本格化する。アマゾンなどの決算が控えているため、決算後の動向を見極めたい面もありそうだ。 《AK》
関連銘柄 4件
4519 東証プライム
6,497
11/25 15:30
+227(%)
時価総額 10,908,840百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4523 東証プライム
4,653
11/25 15:30
+3(%)
時価総額 1,379,926百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」、不眠症治療剤「デエビゴ」などが主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アルツハイマー病治療剤「レケンビ」に積極的な成長投資実施。 記:2024/10/20
6857 東証プライム
9,232
11/25 15:30
-215(%)
時価総額 7,073,014百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
9983 東証プライム
50,730
11/25 15:30
+1,710(%)
時価総額 16,143,351百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25