株～企業情報・おすすめ銘柄

*08:17JST 今日の為替市場ポイント：米国経済の早期回復期待でドル買い継続の可能性 5日のドル・円は、東京市場では109円05銭から109円42銭まで上昇。欧米市場でドルは109円17銭から109円85銭まで上昇し、109円59銭で取引終了。 本日8日のドル・円は、主に109円台後半で推移か。米国経済の早期回復への期待は残されており、リスク選好的なドル買い・円売りは継続する可能性がある。 米労働省が5日発表した5月雇用統計によると、非農業部門雇用者数は4月から250.9万人増加し、失業率は14.7％から13.3％に低下した。新規失業保険申請件数を基にした非農業部門雇用者数は5月も大幅に減少すること（750万人程度の減少）が予想されていた。想定外の結果となったことから、市場関係者の間からは、「5月雇用統計は下方修正される可能性がある」、「5月雇用統計についてより詳細な情報が必要」との意見も出ているようだ。 ただ、市場関係者の多くは「5月が米国経済全般の転換点となった可能性が高い」と考え始めているようだ。雇用改善は4-6月期の経済成長率にも大きな影響を及ぼすと予想されており、年率換算の減少率は従来予想（マイナス40％程度）よりも小さくなる可能性がある。 《CS》