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前場に注目すべき3つのポイント~新興市場の中小型株への売買が活発化

2020/4/13 9:09 FISCO
*09:09JST 前場に注目すべき3つのポイント~新興市場の中小型株への売買が活発化 13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:新興市場の中小型株への売買が活発化 ■前場の注目材料:吉野家HD、20/2上方修正 営業利益39.26億円←36.0億円 ■新聞休刊日のため休信 ■新興市場の中小型株への売買が活発化 13日の日本株市場は、こう着ながらも底堅さが意識される相場展開になりそうだ。10日の米国市場はグッドフライデーの祝日で休場だった。週明けは欧州市場が休場となるため、引き続き海外勢のフローは限られることになりそうだ。先週の日経平均はリバウンドをみせており、週末には一時19500円を回復する局面もみられた。 19500円処は心理的な抵抗として意識されているため、明確に上放れるには新型コロナウイルスの感染拡大の動向次第になりそうだが、下値では日銀のETF買い入れが下支えとして意識されやすく、底堅さが意識されやすい。 また、方向感が掴みづらいながらも、日中値幅が縮小してきており、これまでみられていたパニック的な動きは落ち着いたようである。今後は次第に決算発表が増えてくることもあり、積極的な売買は手控えられそうだが、前期決算が発表されれば今期決算は開示できずとも、状況がある程度は見込まれることになりそうだ。業績悪を織り込む中で、より売り込まれている銘柄には見直しの流れも出てくる可能性がありそうだ。 新型コロナウイルスに関連する銘柄については、外出自粛の長期化が予想される中においては、循環的な物色が継続するだろう。関連テーマなどは買い疲れ感がみられているが、利食いをこなしながらも、物色が長期化しやすいところであろう。ただ、新たなサービスや技術等が出てくるようだと、一気に資金がシフトしやすい需給状況にある点は注視しておきたい。 そのほか、ネット証券での売買代金が足元で大きく膨らんでいる。新規口座開設が増えており、新興市場の中小型株への売買が活発化しているようである。IPOを中止する企業が多いなかでは、行き場を失った資金などは直近IPO銘柄へシフトしやすいだろう。上場後に調整が続いていた銘柄のほか、高値を更新している銘柄等へは、良好な需給状況を背景に資金流入が続きそうである。 ■吉野家HD、20/2上方修正 営業利益39.26億円←36.0億円 吉野家HD<9861>は2020年2月期業績予想の修正を発表。売上高は2150億円から2162億円、営業利益は36憶円から39.26億円に上方修正した。持ち帰りの割引キャンペーンや、人気アニメ「ポケットモンスター」とタイアップした商品などが好調。客単価を前期から5%引き上げながら女性や家族連れなどの新たな客層の来店も促し、客数も2%伸ばした。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(19498.50、152.73) ・日経225先物は夜間取引で上昇(19320、大阪日中比+10) ・日銀のETF購入 ・日米欧の大型財政出動 ・株安局面での自社株買い ・新聞休刊日のため休信します。 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 3月マネーストックM3(前年比予想:+2.4%、2月:+2.5%) <海外> ・イースターマンデーで休場:NZ、豪、香港、独、仏、スイス、英、カナダなど 《SF》
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時価総額 198,516百万円
外食大手。牛丼チェーン「吉野家」が中核の持株会社。はなまるうどんの「はなまる」等も傘下に持つ。アジア、アメリカでも事業展開。25.2期は100店舗以上の改装計画。成長投資の加速、顧客獲得等に取り組む。 記:2024/05/16