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今日の為替市場ポイント:中国本土株式の下落を警戒してリスク選好的な円売り抑制も

2020/2/3 8:48 FISCO
*08:48JST 今日の為替市場ポイント:中国本土株式の下落を警戒してリスク選好的な円売り抑制も 1月31日のドル・円は東京市場では108円88銭から109円14銭まで反発。欧米市場でドルは109円07銭から108円31銭まで反落し、108円37銭で取引終了。 本日2月3日のドル・円は主に108円台前半で推移か。ウイルス感染の拡大に対する警戒感は消えていないこと、中国本土の株式市場の下落が予想されていることから、目先的にリスク選好的な円売りは抑制される可能性が高いとみられる。 中国における新型のコロナウイルスの感染拡大を受けて各国政府は渡航制限や自国民の退避に動いており、多くの航空各社は中国発着便の調整・運休を決めている。また、中国に製造拠点などを有する外国企業(製造業)もウイルス感染拡大を受けて相応の措置を講じているもようだ。 報道によると、仏PSAは湖北省武漢市にある3つの工場を2月半ばまで閉鎖する。また、韓国の現代自動車は、スポーツ多目的車(SUV)の生産を近く停止する計画を示しているもよう。市場関係者の間では、「2020年1-3月期における中国の自動車生産および販売台数は前年同期比で大幅に減少する」との見方が広がっている。また、ウイルスの感染拡大による経済的な損失がどのような規模になるのか、現時点で予測することは難しいとの見方が多いことから、リスク回避的な取引はしばらく継続する可能性がある。 《CS》