マーケット
1/14 15:15
38,474.30
-716.10
42,518.28
+221.16
暗号資産
FISCO BTC Index
1/15 13:47:21
15,360,298
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~日本電産決算控え25日線で下げ止まり

2020/1/23 12:49 FISCO
*12:49JST 後場に注目すべき3つのポイント~日本電産決算控え25日線で下げ止まり 23日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反落、日本電産決算控え25日線で下げ止まり ・ドル・円は弱含み、新型コロナウィルスの影響に懸念 ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■日経平均は反落、日本電産決算控え25日線で下げ止まり 日経平均は反落。153.46円安の23877.89円(出来高概算5億1663万株)で前場の取引を終えている。前日の米株式市場では、中国政府が新型コロナウイルスの感染拡大を受けて対策を強化する方針を示したことを好感する場面もあったが、過去最高値圏にある主要3指数は上値の重さが意識されて高安まちまちとなった。 シカゴ日経225先物清算値は大阪比180円安の23840円になるなか、為替相場も1ドル=109円台後半と前日から円高基調となっており、本日の東京市場には売りが先行した。その後は、韓国をはじめとしたアジア株が売り先行後に下げ渋りをみせたことなどから、225先物に対する売り一巡感が意識された。業績期待の高い銘柄中心に押し目買いの動きもみられ、日経平均は前引けにかけて下げ幅を縮小する展開となった。 セクターでは、その他金融や精密機器、その他製品を除く東証30業種が揃って下落。とりわけ、海運業や鉱業、石油・石炭製品の下げが目立った。売買代金上位銘柄では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、楽天<4755>、ネットワンシステムズ<7518>、資生堂<4911>、三菱商事<8058>、三菱UFJ<8306>、ファナック<6954>、日本たばこ産業<2914>、KDDI<9433>、三井住友<8316>が下落。一方で、5G普及による業績拡大への期待続くアドバンテスト<6857>が4%を超える上昇となったほか、トヨタ自動車<7203>、東京エレクトロン<8035>、太陽誘電<6976>、NTTドコモ<9437>などは堅調。 足元では、中国発の新型コロナウイルス拡大をきっかけとして、地理的な距離も近い日本株にも売りが優勢の展開になっている。しかし、指数先物や東証1部の売買高及び売買代金に特段の目立った変化が見られていない点を勘案すると、現状の下落は同ニュースをきっかけとした短期筋による利益確定の動きが主体であり、海外投資家などによる新規の売りが殺到する流れには至っていないとみられる。この流れから、本日前場の東京市場では、日経平均は25日移動平均線(23834円処)がサポートラインとして意識されており、業績期待の高いとされるハイテク株中心に買われた。 投資家による押し目買い意欲の強さが窺える一方で、後場にかけては大引け後に控える日本電産<6594>の20年3月期第3四半期決算発表に対する市場の注目度が次第に高まってくるタイミングでもある。渦中の中国では、武漢市が新型コロナウイルスの感染拡大阻止のために公共交通機関運行停止を発表しているものの、引き続き同国政府や世界保健機関(WHO)の対応動向を見極めたいとの向きは根強く、後場にかけてはこ れらの要因から様子見ムードになるシナリオも視野に入れておきたい。 ■ドル・円は弱含み、新型コロナウィルスの影響に懸念 23日午前の東京市場でドル・円は弱含み。中国で感染が相次ぐ新型コロナウィルスの影響が懸念され、日経平均株価や上海総合指数の大幅安を手がかりに円買い基調に。ドルは109円後半から109円半ばまで値を下げた。一方、強い豪雇用統計を受け、中銀の追加利下げ観測後退により豪ドルは強含んだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円59銭から109円87銭、ユーロ・円は121円52銭から121円88銭、ユーロ・ドルは1.1080ドルから1.1097ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・ヤマト・インダストリー<7886>、阿波製紙<3896>など、9銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・中国武漢市 「新型コロナウィルス対策で鉄道や空港を一時閉鎖」(報道) 【経済指標】 ・日・12月貿易収支:-1525億円(予想:-1526億円、11月:-852億円) ・豪・12月失業率:5.1%(予想:5.2%、11月:5.2%) ・豪・12月雇用者数増減:+2.89万人(予想:+1.00万人、11月:+3.99万人) <国内> ・13:30 11月全産業活動指数(前月比予想:+0.4%、10月:-4.3%) ・14:00 11月景気動向指数・先行改定値(速報値:90.9) <海外> 特になし 《HH》
関連銘柄 19件
2914 東証プライム
3,902
1/14 15:30
-43(%)
時価総額 7,804,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。配当性向75%目安。たばこ事業はコスト競争力の更なる強化図る。 記:2024/12/09
3896 東証スタンダード
444
1/14 15:30
-12(%)
時価総額 4,517百万円
機能材メーカー。機械漉和紙メーカーとして1916年に創業。エンジン用濾材等の自動車関連資材、分離膜支持体用不織布等の水処理関連資材が柱。分離膜支持体の拡販強化など事業ポートフォリオの最適化に取り組む。 記:2024/11/27
4755 東証プライム
901.7
1/14 15:30
-12.4(%)
時価総額 1,940,049百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。楽天市場は新規顧客獲得に注力。楽天カードは顧客基盤拡大続く。 記:2024/12/21
4911 東証プライム
2,518.5
1/14 15:30
-66.5(%)
時価総額 1,007,400百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。26.12期コア営業利益率7%目標。グローバルでコスト構造改革図る。 記:2024/12/15
6594 東証プライム
2,858
1/14 15:30
-57(%)
時価総額 3,408,362百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
6857 東証プライム
9,424
1/14 15:30
-956(%)
時価総額 7,220,113百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6954 東証プライム
4,143
1/14 15:30
+27(%)
時価総額 4,124,021百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6976 東証プライム
2,250
1/14 15:30
-20(%)
時価総額 292,991百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。高信頼性商品の販売に注力。自動車、情報インフラ、産業機器向け売上比率の向上図る。 記:2024/11/11
7203 東証プライム
2,907.5
1/14 15:30
-24.5(%)
時価総額 45,923,925百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7518 東証プライム
4,479
1/14 15:30
±0(%)
時価総額 359,704百万円
独立系ネットワークインテグレーター。ICTシステムに係るネットワークやセキュリティのソリューション開発、構築、保守、運用まで展開。パブリック事業は受注順調。SCSKによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/12/22
7886 東証スタンダード
972
1/14 9:00
+15(%)
時価総額 1,304百万円
OA機器部品、セールスプロモーション製品など各種合成樹脂成形品の製造・販売を行う。1937年創業。埼玉県川越市に本社。物流機器関連事業も展開。生産体制の再整備、新規事業展開の積極化などに取り組む。 記:2024/10/12
8035 東証プライム
26,020
1/14 15:30
-1,005(%)
時価総額 12,271,891百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向は50%目処。海外売上高比率が高い。積極的な設備投資を継続。 記:2024/12/20
8058 東証プライム
2,508
1/14 15:30
+29.5(%)
時価総額 10,480,977百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。地球環境エネルギーは収益順調。原料炭事業の操業安定化図る。 記:2024/12/20
1,859.5
1/14 15:30
-44(%)
時価総額 24,697,870百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。金利上昇で利ザヤ拡大。ウェルスナビを完全子会社化へ。 記:2024/12/20
3,712
1/14 15:30
-42(%)
時価総額 14,567,863百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
9433 東証プライム
4,807
1/14 15:30
+63(%)
時価総額 10,536,204百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。5G基地局数は業界最多。au PAYカード会員数は980万人超。スマートフォン稼働数は増加傾向。 記:2024/11/09
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
9983 東証プライム
47,720
1/14 15:30
-980(%)
時価総額 15,185,506百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
9,007
1/14 15:30
-244(%)
時価総額 13,240,245百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。スマホ契約数は増加。コンシューマ事業はモバイルサービス、ブロードバンドサービス売上等が順調。 記:2024/11/27