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後場に注目すべき3つのポイント~「年末ラリー」ならずも上昇相場への期待窺える

2019/12/27 12:41 FISCO
*12:41JST 後場に注目すべき3つのポイント~「年末ラリー」ならずも上昇相場への期待窺える 27日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は小幅反落、「年末ラリー」ならずも上昇相場への期待窺える ・ドル・円は底堅い、日本株安も円買いは抑制 ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はトレンドマイクロ<4704> ■日経平均は小幅反落、「年末ラリー」ならずも上昇相場への期待窺える 日経平均は小幅反落。2.95円安の23921.97円(出来高概算3億7000万株)で前場の取引を終えている。 クリスマスの祝日明けとなった26日の米株式市場でNYダウは反発し、105ドル高となった。ナスダック総合指数も11日続伸し、揃って過去最高値を更新した。中国が来年1月に予定している貿易合意の署名に関し、米国と緊密に連携していると発表。また、マスターカードによると11月1日から12月24日までの小売売上高(自動車を除く)が前年同期比3.4%増となり、年末商戦の好調ぶりもポジティブ視された。本日の日経平均も米株高の流れを引き継いで28円高からスタートしたが、寄り付き直後をこの日の高値に失速。前日終値近辺での小動きが続いた。既に年末年始の休暇に入った投資家も多いとみられ、売買は低調だった。なお、12月末の配当落ちの日経平均への影響度はおよそ40円。東証1部の値下がり銘柄は全体の3割弱、対して値上がり銘柄は7割弱となっている。 個別では、配当等の権利落ちに伴いキヤノン<7751>が2%、JT<2914>やすかいらーく<3197>が3%の下落となっている。売買代金上位ではほかにファーストリテ<9983>やSUMCO<3436>も軟調で、村田製<6981>や東エレク<8035>は小幅に下落。また、ムゲンE<3299>やツクイ<2398>が東証1部下落率上位に顔を出した。一方、ソフトバンクG<9984>や任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>などのメガバンク株がしっかり。ソニー<6758>は小幅に上昇した。決算とパルコ<8251>の完全子会社化を発表したJフロント<3086>が5%を超える上昇。パルコは株式公開買付け(TOB)価格にさや寄せする形で、ストップ高水準での買い気配となっている。セクターでは、ゴム製品、食料品、鉱業など5業種が下落。半面、海運業、電気・ガス業、非鉄金属などが上昇率上位だった。 12月末の配当落ちの影響を考慮すると、日経平均は小幅な上昇で前場を折り返した形となる。NYダウが3ケタの上昇で最高値を更新したのと比べると物足りなさがある。ここまでの東証1部売買代金は6300億円弱で、クリスマスの25日(5000億円あまり)ほど落ち込んではいないが、閑散相場継続と言わざるを得ないだろう。クリスマス通過による海外投資家の取引参加や、実質的な新年相場入りによる売り圧力の緩和などが期待されていたが、ここまで動意薄の相場が続いたことから休暇に入った投資家が多いもようで、買いの勢いは鈍い。本日を含め年内あと2営業日、しかも週末を挟んだ格好で、積極的な取引参加は期待しづらい。「年末ラリー」とはならず、相場始動は年明け以降となりそうだ。 とはいえ、東証1部銘柄の7割弱が値上がりし、セクター別でも33業種中28業種が上昇しており、市場のムードは決して暗くない。2020年は米大統領選など波乱要因が少なくないが、少なくとも年初は米中の貿易合意などを背景に上昇相場への期待が高まりそうだ。なお、本日はニトリHD<9843>、アダストリア<2685>などが決算発表を予定している。Jフロントや高島屋<8233>といった百貨店各社は決算を受け、あく抜け感もあってか買い優勢だが、全般に消費増税後の影響がなお残る点は気掛かり。 ■ドル・円は底堅い、日本株安も円買いは抑制 27日午前の東京市場でドル・円は底堅い。日本株は軟調地合いとなったが、円買いは小幅にとどまりドルは下げづらい展開となった。 日経平均株価は下げに転じ、前日終値を小幅に下回る水準で取引された。ただ、年末モードで市場の警戒感は弱まっている。また、上海総合指数や米ダウ先物のプラス圏推移で円買いは後退し、ドルを下支えした。 ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で推移しており、日本株反転の可能性から円買いは引き続き後退しそうだ。また、109円台前半では国内勢による押し目買いが観測され、ドルは午後も下げづらいとみられる。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円45銭から109円63銭、ユーロ・円は121円57銭から121円74銭、ユーロ・ドルは1.1096ドルから1.1102ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・セキチュー<9976>、山陽百貨店<8257>など、8銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はトレンドマイクロ<4704> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・日銀金融政策決定会合における主な意見(12月18-19日開催分) 「引き続き緩和方向を意識した政策運営を行うことが適当」 「下方リスクの厚い現在、追加緩和の要否を引き続き検討すべき」 【経済指標】 ・日・12月東京都区部消費者物価指数(生鮮品除く):前年比+0.8%(予想:+0.6%、11月:+0.6%) ・日・11月有効求人倍率:1.57倍(予想:1.57倍、10月:1.57倍) ・日・11月失業率:2.2%(予想:2.4%、10月:2.4%) ・日・11月鉱工業生産速報値:前月比-0.9%(予想:-1.0%、10月:-4.5%) <国内> 特になし <海外> 特になし 《HH》
関連銘柄 21件
924
6/16 15:00
+2(%)
時価総額 66,954百万円
在宅介護事業が主力。有料老人ホーム事業やサービス付き高齢者向け住宅事業、人材開発事業も手掛ける。デイサービス事業は堅調。デイサービス提供事業所数の増加などが寄与。21.3期通期は増収、2桁最終増益。 記:2021/05/31
2685 東証プライム
3,640
12/24 15:30
+25(%)
時価総額 177,632百万円
グローバルワーク、ニコアンド、ローリーズファーム等を展開するカジュアルファッション専門店チェーン。店舗数は国内外で1550店舗超。中計では26.2期営業利益224億円目標。自社ECの成長加速などに注力。 記:2024/11/08
2914 東証プライム
4,135
12/24 15:30
+12(%)
時価総額 8,270,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
1,975
12/24 15:30
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時価総額 534,368百万円
大丸と松坂屋HDが経営統合して誕生した持株会社。パルコ等も傘下に収める。百貨店事業が主力。SC事業、デベロッパー事業、決済・金融事業も。27.2期ROE8%以上目標。心斎橋店などはインバウンド売上が好調。 記:2024/10/24
2,407.5
12/24 15:30
-14(%)
時価総額 547,711百万円
Cafeレストラン「ガスト」、中華レストラン「バーミヤン」などを展開するファミリーレストラン大手。東京都武蔵野市に本社。外販通販ビジネス等も手掛ける。低単価のサイドメニューを拡充。店舗改装などを推進。 記:2024/10/11
3299 東証スタンダード
1,928
12/24 15:30
-10(%)
時価総額 46,968百万円
中古不動産の買取・再販を行う不動産買取再販事業が主力。首都圏中心に事業展開。不動産開発事業、不動産特定共同事業、不動産賃貸事業も。情報収集力が強み。「サイドプレイス」シリーズのリーシング、販売活動を強化。 記:2024/08/23
3436 東証プライム
1,176.5
12/24 15:30
+36.5(%)
時価総額 411,981百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
4704 東証プライム
8,426
12/24 15:30
-51(%)
時価総額 1,187,240百万円
コンピュータ・インターネット用セキュリティ関連製品の開発、販売等を行う。ウイルスバスターで知名度高い。コンシューマ向け製品で国内トップシェア。配当性向70%目標。統合セキュリティプラットフォームを拡販。 記:2024/08/13
6758 東証プライム
3,298
12/24 15:30
-3(%)
時価総額 20,589,737百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6981 東証プライム
2,465.5
12/24 15:30
-14.5(%)
時価総額 4,907,856百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。京都府長岡京市に本社。積層セラミックコンデンサはスマホ向けなどが順調。 記:2024/11/09
7751 東証プライム
5,206
12/24 15:30
+13(%)
時価総額 6,943,570百万円
精密機器大手。1937年設立。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上比率は7割超。商業印刷、産業印刷分野はラインアップ強化図る。 記:2024/10/21
7974 東証プライム
9,228
12/24 15:30
+57(%)
時価総額 11,984,311百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
23,640
12/24 15:30
+35(%)
時価総額 11,149,404百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8233 東証プライム
1,219.5
12/24 15:30
-51.5(%)
時価総額 399,575百万円
大手百貨店。日本橋、新宿、大阪、京都などに大型店を有す。海外はシンガポール、ベトナム、タイなどで店舗展開。商業開発業や建装業、金融業等も。27.2期営業利益600億円目標。事業ポートフォリオの最適化図る。 記:2024/10/24
8251 東証1部
1,844
3/17 15:00
±0(%)
時価総額 187,098百万円
商業施設の開発、運営を展開。「パルコ」や「ゼロゲート」に加え、専門店の運営、空間の企画設計、デザイン等も手掛ける。20.2期3Q累計はパルコのテナント取扱高や客数が増加。空間事業も伸長し、専門店をカバー。 記:2020/01/05
8257 JQスタンダード
2,622
3/24 14:32
+4(%)
時価総額 2,124百万円
山陽電鉄グループの百貨店。山陽電鉄姫路駅と神姫バスターミナルを併設。オンラインショッピングも展開。柿安ダイニング等を新規に導入。21.2期3Qは業績苦戦。臨時休業や北海道物産展など人気催事の中止が痛手。 記:2021/01/23
1,808
12/24 15:30
+8(%)
時価総額 24,013,847百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9843 東証プライム
18,505
12/24 15:30
+125(%)
時価総額 2,117,768百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。自社開発商品比率が高い。島忠を傘下に収める。中国大陸などグローバルチェーン展開の加速などに注力。 記:2024/11/12
9976 東証スタンダード
1,135
12/24 15:30
±0(%)
時価総額 6,340百万円
北関東中心にホームセンターセキチューを運営。群馬県高崎市に本社。カー用品専門店「オートウェイ」、自転車専門店「サイクルワールド」の運営等も。園芸、DIY用品、リフォーム用品などの品揃え再構築進める。 記:2024/10/29
9983 東証プライム
52,870
12/24 15:30
-310(%)
時価総額 16,824,344百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,809
12/24 15:30
-127(%)
時価総額 12,949,186百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。スマホ契約数は増加。コンシューマ事業はモバイルサービス、ブロードバンドサービス売上等が順調。 記:2024/11/27