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*18:33JST 米国株見通し：感謝祭控え次第に様子見ムードか S&P500先物　 3149.50（+5.75）　（18:30現在） ナスダック100先物　 8425.75（+25.00）　（18:30現在） 18時00分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物はしっかりとした推移。なお、NYダウ先物は37ドル高で推移している。欧州株式市場は堅調なスタートとなっている。一方で、時間外取引のNY原油先物は前日比0.06ドル高の水準で推移。こうした流れを受け、27日の米株式市場は底堅いスタートとなりそうだ。 26日から米中の閣僚級電話協議やトランプ大統領の発言などを受けた米中協議の進展期待は継続しており、堅調な欧州株式市場の動向などを背景に、本日の米国株式市場はしっかりとしたスタートとなろう。物色としては、前日のマーケット終了後に8-10月期決算を発表したPCメーカーのHPが、売上高や一株利益が予想を上振れたことで時間外取引で上昇して推移しており、注目を集めそうだ。そのほか、感謝祭明けのブラックフライデーから年末商戦が本格化することから、小売各社の動向も注視したい。 一方で、翌28日(木)は、感謝祭の祝日で休場となり、翌29日(金)も午後1時までの短縮取引となる為、次第に様子見ムードが強まるシナリオも視野に入れておきたいところである。米主要3指数が揃って連日の最高値更新をみせるなかで、半導体SOX指数には利食い売りの動きも先んじて出ており、半導体関連銘柄の動向が投資家のセンチメントに影響を与える可能性もあろう。経済指標では、7-9月期GDP(改定値)、10月個人所得・支出、FOMCでの基礎資料となるベージュブック(地区連銀経済報告)などの発表が控えている。ほか、企業決算では、農業機械のディアなどの発表が予定されている。 《SK》