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注目銘柄ダイジェスト(前場):日本アクア、チャームケア、MKシステムなど

2019/11/18 12:09 FISCO
*12:09JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):日本アクア、チャームケア、MKシステムなど 土木管理試験所<6171>:442円(-19円) 大幅続落。先週末に現行の株主優待制度を廃止すると発表、ネガティブ材料視される形になっている。株主還元の在り方について、配当金による利益還元をより充実させていくことが適切であるとの判断に至ったもようで、今期末から廃止する。一方、配当金は年間8円から8.5円に引き上げている。なお、前期の優待品は、保有株数に応じて、信州そばや長野県産米などが贈呈されていた。 ヤーマン<6630>:719円(+27円) 大幅高。先週末に業績予想の下方修正を発表、上半期営業利益は従来予想の28.9億円から17億円に、通期では58.4億円から30.1億円に減額修正。インバウンド需要の後退や香港・韓国における政情不安の影響などが背景となる。ただ、第1四半期大幅減益決算から業績下振れは想定線、短期的な悪材料出尽くし感も強まる展開に。また、「独身の日」の中国最大のECサイトにおける電子美容機器部門販売で4年連続1位を記録したことも支援に。 チャームケア<6062>:1943円(-242円) 急落。200万株の公募増資、並びに、30万株のオーバーアロットメントによる売出の実施を発表、株式価値の希薄化や目先の需給悪化などが懸念される展開になっている。25日から28日までが価格決定期間となる。調達資金は設備投資に充当し、今回の増資は最大で発行済み株式数の16.4%の規模となる。なお、同時に株式分割の実施、実質増配の発表を行っているが、ファイナンスをマイナス視する動きが先行。 日本アクア<1429>:759円(+100円) ストップ高。先週末に通期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の14.2億円から18.1億円に増額、戸建住宅、建築物部門ともに売上高が上振れるほか、原材料価格高騰の影響が解消したことが上方修正の要因に。期末配当金も12円予想から17円に引き上げている。8日に第3四半期大幅増益決算を発表したが、通期予想は据え置いていた。 中村超硬<6166>:1042円(-3円) 朝高後マイナス転換。大阪府の和泉工場の土地・建物を譲渡すると発表している。同工場で行っていたダイヤモンドワイヤ生産事業から撤退することに伴う措置。譲渡益は約3.50億円、譲渡契約締結は12月下旬の予定。譲渡先は非開示。和泉工場の譲渡を受け、和泉第2工場の閉鎖方針は撤回し、継続使用する。譲渡益は特別利益に計上するが、現時点では未確定事項が多いとして20年3月期の純利益予想(2.50億円)は据え置いた。 MKシステム<3910>:1359円(+86円) 年初来高値を更新。連結子会社のビジネスネットコーポレーション(東京都文京区)から開発部松山開発センターでのシステム開発事業を会社分割で承継するため、吸収分割契約を締結したと発表している。グループの開発リソースを統合し、一体的開発と効率化を追求する。承継する資産などの対価としてビジネスネットコーポレーションに約0.16億円を交付する。効力発生日は20年1月1日の予定。 ナガオカ<6239>:1507円(+35円) 大幅に反発。スクリーン・インターナルの大口受注があったと発表している。受注金額は550万ユーロ(約6.60億円)、契約納期は20年12月。欧州でプロピレン・プラントの新設計画があり、ナガオカ製品が採用された。11月8日に公表した業績修正に記載した受注見込みの大型案件であり、20年6月期の営業利益予想(前期比71.5%増の8.48億円)に変更はないとしている。 《ST》
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6166 東証グロース
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6171 東証スタンダード
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6239 東証スタンダード
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6630 東証プライム
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美容健康機器の製造・販売、化粧品や生活雑貨の販売等を手掛ける。美顔器で国内トップシェア。ヤーマン、ミーゼなどのブランドを展開。中計では28.4期売上700億円目標。オリジナル機能性化粧品の拡充を図る。 記:2024/10/25