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*16:15JST 日経VI概況：低下、市場のリスクオンムードは失われず 日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は12日、前日比-0.53pt（下落率3.61％）の14.14ptと低下した。なお、高値は14.67pt、安値は14.14pt。前日の米国市場は、香港情勢への警戒感が漂うなか、個別株が引き上げるかたちでNYダウが連日の最高値更新となった。早朝に進んでいた円高基調が一服したこともあり、日中取引の225先物は後場に入ってから上げ幅を拡大していく展開に。これに伴い、プットが手仕舞われる格好で日経VIは低下し、10月31日に更新した3ヵ月半ぶりの低水準を下回る本日の最安値で大引けを迎えた。 【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20～30程度）に回帰するという特徴も持っています。 《YN》