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注目銘柄ダイジェスト(前場):キャリアインデ、大平洋金、スクリーンHDなど

2019/10/18 12:11 FISCO
*12:11JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):キャリアインデ、大平洋金、スクリーンHDなど ネットワン<7518>:2922円(+29円) 2926 +33 続伸。前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の52億円から70億円、前年同期比41.8%増に増額、セキュリティ対策及びクラウド基盤ビジネスが引き続き堅調に推移しているほか、下半期に予定していた一部案件の売上が前倒し計上されたことも上振れ要因に。第1四半期は同39.4%増益であったことから、上振れ期待はあったものの、修正幅も大きくポジティブ視する動きが優勢に。 キャリアインデ<6538>:449円(+64円) 急反発。リブセンスから「DOOR 賃貸」を譲受、新規事業として不動産賃貸物件の情報提供事業を開始すると前日に発表している。これまで培ってきた集客代行のノウハウを横展開することが可能となるほか、事業ポートフォリオを人材・スクール領域から不動産領域に拡大することが出来る好機とも捉えているようだ。業容拡大につながるとの期待感が先行へ。事業譲受日は12月1日を予定、譲受価額は17.5億円のもよう。 DWTI<4576>:337円(+14円) 大幅に反発。眼科手術補助剤「DW-1002」について、サブライセンスアウト先のDutch Ophthalmic Research Center International B.V.が内境界膜剥離を適応症としてカナダ保健省に新薬承認申請を提出したと発表している。DW-1002は既に欧州などで製造・販売されており、19年4月に米国に承認申請している。日本ではわかもと製薬<4512>が製造販売承認の取得に向けて開発を進めている。 マルマエ<6264>:986円(+64円) 大幅続伸。東海東京証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も800円から1250円に引き上げている。半導体投資や有機EL投資の再開が相次ぐことから、20年8月期業績が会社計画を上回り、21.8期、22.8期も拡大基調が継続すると予想している。主要顧客のシェア拡大を追い風に、22年8月期には過去最高の業績を達成すると見込んでいるようだ。 山田債権<4351>:518円(+18円) 大幅に続伸。新たに株主優待制度を導入すると発表している。自社株式に対する投資の魅力を高め、多くの株主に中長期的な保有を促すことが目的。12月31日現在の株主を対象にQUOカード1000円分を贈呈する。開始時期は19年12月31日から。優待制度の導入に加え、株価が200日移動平均線を上抜け、年初来高値(603円)に迫っていることも買いを後押ししているようだ。 スクリーンHD<7735>:7660円(+560円) 大幅反発。前日に台湾TSMCが決算発表を行っている。純利益は1010億台湾ドルで前年同期比13%増、アナリスト予想を5%程度上回っている。アップルの新型スマホや5G向けの受注が好調だったもよう。また、今期の設備投資も大幅に上方修正。金額は過去最高の年140-150億ドルで、例年の4-5割増と異例の規模になるようだ。TSMC向けウェイトが高いとされる同社にはメリットが期待される状況に。 大平洋金<5541>:2479円(+204円) 急反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を新規に「オーバーウェイト」、目標株価を3100円としている。ニッケル価格の上昇に伴うマージン拡大の恩恵を享受できるとみているもよう。20年3月期営業利益は会社計画3.3億円に対して28億円を予想、市場コンセンサスは10億円超の赤字となっている。21年3月期も50億円と大幅増益基調が続くと見込んでいるようだ。 エードット<7063>:2469円(+40円) 大幅に4日続伸。広告・宣伝の企画などを手掛けるBIRDMAN(東京都渋谷区)の株式を取得し、子会社化すると発表している。エードット<7063>の営業力とBIRDMANの開発力を活用して事業シナジーの創出を図り、クライアントに対して高度で幅広いソリューションを提案していく。取得株式数は142株(議決権所有割合71.0%)で、取得価額は概算で2.92億円。株式譲渡実行日は31日の予定。 ピーバン<3559>:898円(+46円) 年初来高値を更新。東証本則市場への変更を申請したと発表している。社会的信用力や知名度の向上を図り、企業価値を高めることが目的。上場先が東証1部になれば、TOPIX(東証株価指数)の構成銘柄に組み入れられることから、パッシブファンドなどの需要を期待した買いが入っている。10月9日に付けたばかりの年初来高値(906円)を更新したことも先高期待につながっているようだ。 《ST》
関連銘柄 10件
3559 東証スタンダード
352
11/27 15:30
-3(%)
時価総額 1,755百万円
プリント基板のECサイト「P板.com」を運営。取引実績は約2万9000社超。開発・量産支援サービス「S-GOK」、電子部品特化型ECサイトの運営も。サポート体制強化で中堅・大手企業の新規開拓に取り組む。 記:2024/07/05
4351 東証スタンダード
920
11/27 15:30
+2(%)
時価総額 3,927百万円
独立系の債権管理回収会社。買取債権や受託債権の管理回収業務のほか、事業再生支援、派遣事業、不動産ソリューション事業等も手掛ける。高い専門性が強み。サービサー事業では既存購入済債権からの回収が順調。 記:2024/08/13
4512 東証スタンダード
240
11/27 15:30
+2(%)
時価総額 8,361百万円
医療用眼科用剤等を手掛ける医薬事業、強力わかもと等のヘルスケア事業、グローバル事業等を展開。1929年設立。29.3期ROE8%以上目標。グローバル事業では乳酸菌事業の拡大、強力わかもとの販路拡大図る。 記:2024/07/26
93
11/27 15:30
-9(%)
時価総額 3,532百万円
眼科領域に注力するバイオベンチャー。プロテインキナーゼ阻害剤中心に新薬候補化合物の創出を行う。基礎研究から臨床開発に経営資源集中。パイプラインの拡充図る。眼科手術補助剤「DW-1002」は販売順調。 記:2024/06/18
5541 東証プライム
1,366
11/27 15:30
-69(%)
時価総額 26,742百万円
ステンレス鋼の主原料であるフェロニッケルの製造で国内トップ。日本曹達の鉄鋼部門から分離独立して1949年に誕生。現在は日本製鉄系列。ガス類の製造等も。LIB材料向け原料の製造販売事業の推進等に取り組む。 記:2024/10/22
6264 東証プライム
1,578
11/27 15:30
-43(%)
時価総額 20,598百万円
半導体・FPD製造装置の部品の開発・製造等を行う。真空チャンバー、排気板、静電チャック等が主要製品。鹿児島県出水市に本社。太陽電池製造装置部品は引き合い継続。消耗品を強化。26.8期売上高120億円目標。 記:2024/10/29
6538 東証スタンダード
157
11/27 15:30
-2(%)
時価総額 3,296百万円
転職サイト「キャリアインデックス」、不動産賃貸物件情報サイト「DOOR賃貸」等を手掛ける。営業支援サービス「Leadle」などのDX事業も展開。不動産領域の法人向けサービスではユーザーの掘り起こし図る。 記:2024/08/10
7063 東証グロース
340
11/27 15:30
-17(%)
時価総額 2,382百万円
戦略立案や戦略的PR等を行うマーケティング・トランスフォーメーション事業が柱。アーティストマネジメント、ファンクラブ運営等も手掛ける。MX事業はプロジェクト採算管理の徹底、生産効率向上等に取り組む。 記:2024/07/04
7518 東証プライム
4,490
11/27 15:30
+1(%)
時価総額 360,587百万円
独立系ネットワークインテグレーター。ICTシステムに係るネットワークやセキュリティのソリューション開発、構築、保守、運用まで展開。DX戦略コンサルティングサービスなどに注力。ストック型ビジネスを強化。 記:2024/07/28
8,974
11/27 15:30
+82(%)
時価総額 911,669百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22