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*08:20JST マザーズ先物見通し：米国株の大幅安でリスク回避の動き 本日のマザーズ先物は、米国株の大幅下落などを背景にリスク回避の動きが先行しそうだ。前日の米国市場では米中摩擦の激化懸念が膨らみ、NYダウが313ドル安となった。米商務省が、中国がイスラム教少数民族ウイグル族らを弾圧しているとして、監視カメラ大手の杭州海康威視数字技術（ハイクビジョン）や新疆ウイグル自治区当局など28団体・企業への輸出を原則禁止すると発表。市場では「新たな対中制裁の発表で米中協議が決裂するのではないかとの不安が相場の重しになった」との声があり、投資家心理は大きく悪化しそうだ。本日の日経平均は反落スタートが見込まれ、リスク回避の動きがマザーズ市場にも波及。マザーズ先物にはヘッジ目的の売りやマザーズ指数の下落を見越した売りが増えるだろう。ただ、このところマザーズを含む新興市場では外部環境に左右されない内需関連の好業績期待銘柄を中心に資金が向かっている。米中不安から主力輸出株を避けた投資資金がマザーズ市場の内需関連株にシフトする可能性もある。上値のメドは860.0pt、下値のメド840.0ptとする。 《FA》