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ユーロ週間見通し:下げ渋りか、独経済指標改善でユーロ売り抑制も

2019/10/5 14:55 FISCO
*14:55JST ユーロ週間見通し:下げ渋りか、独経済指標改善でユーロ売り抑制も ■米追加利下げ観測でユーロ反転 先週のユーロ・ドルはやや強含み。ドイツやユーロ圏のインフレ率鈍化を嫌ってユーロ売りが先行したが、米国の9月ISM製造業景況指数と9月ISM非製造業景況指数の悪化を受けて、週後半はユーロ買い・米ドル売りの取引がやや活発となった。取引レンジ:1.0879ドル-1.0999ドル。 ■下げ渋りか、米追加利下げ観測が下支え要因に 今週のユーロ・ドルは下げ渋りか。欧州中央銀行(ECB)による一段の金融緩和が意識されるなか、ドイツの8月鉱工業生産が注目される。市場予想と一致した場合、リスク回避的なユーロ売りは縮小する可能性がある。米10月追加利下げ観測が広がっており、9月米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回った場合もユーロ買い・米ドル売りを促す可能性がある。 予想レンジ:1.0880ドル−1.1080ドル ■弱含み、観測後退でリスク選好の円売り拡大 先週のユーロ・円は弱含み。ユーロ圏の8月失業率の低下は好感されたが、米国の製造業・非製造業の景況感が悪化していることや欧州連合(EU)への報復関税の発動発表を受 けて、世界的な景気減速懸念が再燃し、リスク回避的なユーロ売り・円買いが強まる展開となった。取引レンジ:117円08銭−118円22銭。 ■下げ渋りか、独経済指標改善でユーロ売り抑制も 今週のユーロ・円は下げ渋りか。8月の独鉱工業生産が注目される。前月比横ばいの予想だが、市場予想を上回った場合、ユーロ買い戻しの手がかりとなりそうだ。日本銀行による追加緩和への思惑が広がりつつあることも、支援材料となりそうだ。 ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント ・8日:8月独鉱工業生産(前月比予想:0.0%) 予想レンジ:116円00銭−119円00銭 《FA》