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今日の為替市場ポイント:米製造業景況感の悪化を意識してドル買い抑制も
2019/10/2 8:53
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*08:53JST 今日の為替市場ポイント:米製造業景況感の悪化を意識してドル買い抑制も 10月1日のドル・円相場は、東京市場では108円05銭から108円43銭まで反発。欧米市場でドルは108円47銭から107円63銭まで反落し、107円74銭で取引を終えた。 本日2日のドル・円は主に107円台後半で推移か。米製造業景況感の悪化を意識して、リスク選好的なドル買いは引き続き抑制される可能性がある。 米供給管理協会(ISM)が1日発表した9月ISM製造業景況指数は2009年6月以来の低水準となる47.8に低下した。新規受注はわずかに上昇したが、生産指数と雇用指数は低下。輸出受注も低下している。市場関係者の間では米中貿易摩擦による悪影響が指摘されており、「今年後半の米経済成長率は鈍化する可能性が高い」との見方が再浮上しているようだ。 製造業景況感の悪化を受けて10月利下げ観測が再浮上しており、「CME FedWatch Tool」によると、米連邦準備制度理事会(FRB)が10月に利下げする確率は10月1日時点で64.7%に上昇している。今週4日に発表される9月の米雇用統計が市場予想を下回る内容だった場合、10月利下げの思惑はさらに強まりそうだ。 なお、報道によると、ポンペオ米国務長官は1日、下院がトランプ大統領の弾劾訴追に向けて国務省当局者5人から宣誓供述を求める動きに反対を表明した。ただし、一部報道でポンペオ長官はトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の電話会談に同席していたと伝えられており、市場関係者は本件についての国務長官の対応を注目している。 《CS》
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