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*15:26JST 日経VI概況：大幅に低下、利下げ期待による米株高などを映して安心感広がる 日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は9日、前日比-1.01pt（下落率6.15％）の15.40ptと大幅に低下した。なお、高値は16.43pt、安値は15.33pt。前日の米国市場は、想定内の内容とはいえ、パウエル議長の講演から9月の利下げ期待が改めて高まり、NYダウなどが上昇。日経VIもこれを受けて大きく低下して始まった。その後は、一時進行した円高基調の一服やアジア株式市場の堅調さなどを背景に、本日の安値圏での狭いレンジでの小動きとなった。 【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20～30程度）に回帰するという特徴も持っています。 《FA》