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NY債券:高安まちまち、雇用者数と賃金で見方が分かれる

2019/9/7 9:01 FISCO
*09:01JST NY債券:高安まちまち、雇用者数と賃金で見方が分かれる 6日の米国長期債相場は高安まちまち。予想を下回った米8月雇用統計を受けて利回りは低下してのスタートとなったものの、賃金が予想以上の伸びとなったため下げが限定的となった。米8月雇用統計で、非農業部門雇用者数は予想を下回った。しかし、過去3カ月平均は15.5万人と順調。また、失業率もほぼ50年ぶり低水準を維持したほか、賃金の伸びも予想を上回った。特に小売り関連の雇用は7カ月連続の減少で、景気後退時2009年に並んだことは警戒されたが、製造業の雇用増と相殺された形。また、将来の雇用の増加を示唆する臨時雇用が1.54万人増加したことは好感材料となった。雇用の伸びはピーク時に比べて鈍化傾向にあるものの、持続的なペースを維持。雇用の減少は1)景気減速によるものか、または、2)企業が適切な人員を見つけるのが困難になっていることが原因か、見解が分かれる。ただ、JOLT求人が依然高止まりしていることを考えると、2が原因である可能性が強い。 2年債利回りは1.54%(前日比:+1bp)、10年債利回りは1.56%(同比:±0bp)、30年債利回りは2.03%(同比:-2bp)で取引を終えた。 《TN》