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*08:30JST マザーズ先物見通し：週末要因のポジション調整か 本日のマザーズ先物は、米国株高や円安進行など良好な外部環境を映して堅調なスタートとなりそうだ。前日の米国市場は、米中通商協議の進展期待から主要株価指数は大幅続伸し、シカゴ日経225先物も上伸。円相場も一時1ドル=107円台前半へと円安が進んだことから、外部環境の好転を背景に個人投資家心理にも好影響をもたらすだろう。直近のマザーズ市場においても、好業績銘柄や指数インパクトの大きい銘柄に対する押し目買いの動きが目立ってきており、本日の日中取引においてもこれらの物色動向に注目しておきたい。一方、市場では「米中期待についても何らこれまでと変わらない、協議再開という報道を受けたヘッドライントレードが主体のアルゴリズム取引で、買い戻しの勢いが鈍れば、上値も重くなる」との指摘も聞かれる。ほか、8月の米雇用統計の発表を控えた週末とあって、次第にポジション調整の動きが強まることも想定されることから、75日移動平均線（870pt）水準を前に上値の重さが意識される可能性はあろう。上値のメドは870.0pt、下値のメドは850.0とする。 《SK》