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今日の為替市場ポイント:米長期金利下げ渋りでドル売り抑制も
2019/8/29 8:42
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*08:42JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利下げ渋りでドル売り抑制も 28日のドル・円相場は、東京市場では105円65銭から105円89銭まで反発。欧米市場でドルは105円66銭から106円23銭まで反発し、106円04銭で取引を終えた。 本日29日のドル・円は106円を挟んだ水準で推移か。米長期金利の下げ渋りを意識してリスク回避的なドル売りはやや抑制される見込み。 米ブルームバーグ・ニュースが報じたところによると、米トランプ政権は超長期国債の発行を非常に真剣に検討しているもようだ。ムニューシン長官はインタビューで「条件が整えば、長期借り入れを利用して実行に移すだろう」と述べた。28日の米国債券市場では、ムニューシン財務長官の発言を受けて10年債と30年債の利回り水準は上昇に転じた。 市場関係者の間からは、「ムニューシン財務長官の発言は財政支出増加を示唆するものではなく、国債残存期間の長期化に関するもの」との声が聞かれている。ただ、償還までの期間がより長い債券を多く発行すれば、米国財政の安定化に寄与するとの見方があることから、一部の市場関係者は「トランプ政権は30年債の増発や新たに20年債あるいは40年債を新設することなどを検討してもおかしくない」と指摘している。 《CS》
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