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決算物色も急動意後の反動を意識しておく必要【クロージング】

2019/8/1 16:07 FISCO
*16:07JST 決算物色も急動意後の反動を意識しておく必要【クロージング】 1日の日経平均は小反発。19.46円高の21540.99円(出来高概算13億5000万株)で取引を終えた。注目のFOMCでは大方の予想通り、政策金利が引き下げられたが、パウエルFRB議長は、今回の利下げは下方リスクに対する保険であり、長期にわたる利下げ開始を意味するものではないとの認識を示したことが米株安につながった。 この流れを受けた日本株市場も売りが先行する流れとなり、日経平均は寄り付き直後に一時21288.90円まで下げ幅を広げる局面をみせた。しかし、決算ラッシュの中でコンセンサスを上回った企業への物色は強く、為替市場での円安の流れなども材料視される中、前引けにかけて日経平均はプラス圏を回復。後場は21500円を挟んでのこう着とはなったが、小幅に反発して取引を終えている。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1000を超えているが、値上がり数、値下がり数はほぼ拮抗。セクターでは、野村<8604>の決算評価から証券が3%を超える上昇となったほか、銀行、医薬品、その他製品、その他金融、サービスが上昇。半面、海運、化学、空運、電力ガス、倉庫運輸、非鉄金属、ガラス土石が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、TDK<6762>、ソフトバンクG<9984>、武田薬<4502>、ファーストリテ<9983>がけん引。一方で、資生堂<4911>、花王<4452>、洋缶HD<5901>が重石に。 日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から一時21300円を割り込んだものの、その後のショートカバーとみられる流れから大引けでは25日線レベルを回復してきている。底堅さが意識される格好となったが、下落局面での押し目買い意欲というよりは、ショートカバーとみられる。また、決算ラッシュの中で、前日にコンセンサスを上回る決算を発表した企業などには物色資金が向かっており、こういった流れもセンチメントを明るくさせていると考えられる。 とはいえ、積極的に上値を買い上がる参加者はなく、短期的な需給要因と考えられる。決算がポジティブ視された村田製<6981>についても、需給面が重石となり、75日線レベルを上放れることはできなかった。戻り待ちの売り圧力が意識される銘柄については、短期的なショートカバーに限られるといったところであろう。引き続き決算を手掛かりとした物色が続くとみられるが、急動意を見せた後の反動も意識しておく必要がありそうだ。 《CN》
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トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
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国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
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時価総額 467,394百万円
東洋製罐を中核とする持株会社。製缶、PETボトルなどで国内トップシェア。エンジニアリング・充填・物流事業、鋼板関連事業、機能材料関連事業等も。総還元性向80%目安。既存事業領域の持続的な成長図る。 記:2024/08/19
6762 東証プライム
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時価総額 3,691,390百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6981 東証プライム
2,882.5
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+13(%)
時価総額 5,844,104百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
8604 東証プライム
793.2
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時価総額 2,564,862百万円
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9983 東証プライム
51,360
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9984 東証プライム
9,041
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