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*08:28JST マザーズ先物見通し：米利下げ期待後退で売り先行も下げ渋るか 本日のマザーズ先物は、米利下げ期待の後退を背景に利益確定の売りが先行しそうだ。前週末の米国市場ではNYダウやナスダック総合指数などの主要株価指数が反落。6月雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比22.4万人増と市場予想（16万人程度）を大きく上回り、金融当局による利下げ期待が後退した。金融緩和ムードで買われやすいグロース株を中心に、東京市場でも売りが先行すると考えられ、マザーズ先物にはヘッジ目的の売りが出ることが見込まれる。ただ、為替相場は1ドル＝108円台半ばと円安方向に振れており、個人投資家のマインドや投資余力を幾分支えるだろう。個人投資家の資金は値動きの軽い中小型株に向かい、個別物色が活発になっており、株式相場全体が大きく崩れなければこの流れは継続しそうだ。マザーズ先物も売り一巡後に下げ渋る場面があるだろう。上値メドは905.0pt、下値のメドは890.0ptとする。 《FA》