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欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、米雇用統計低調なら下落基調に

2019/7/5 17:25 FISCO
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、米雇用統計低調なら下落基調に 5日の欧米外為市場では、ドル・円は弱含む展開を予想したい。焦点の米雇用統計が低調な内容となれば連邦準備制度理事会(FRB)の利下げが意識され、ドル売り基調に。売り一巡後は来週のFRB議長の議会証言を見極めようと、様子見ムードが広がりそうだ。 本日のアジア市場は材料難で朝方から動意の薄い展開。ドル・円は107円後半で極めて狭いレンジ内での取引が続く。外為市場では、トランプ米大統領の為替に関するツイッターへの投稿が注目されている。同大統領は3日、中国と欧州を為替操作で通貨安に誘導し、自国に有利な政策を進めているなどと非難。利下げに舵を切る各国中銀の今後の動向を見極めようと、様子見ムードも広がる。また、今晩の米雇用統計発表を控え、積極的な売り買いは手控えられたようだ。 米6月雇用統計は非農業部門雇用者数が+16.0万人(5月+7.5万人)、失業率は3.6%(同3.6%)、平均時給は前年比+3.2%(同+3.1%)と予想されている。ただ、3日の失業保険申請件数は想定外に増加したほか、ADP雇用統計は民間部門の雇用者数が予想を下回り、非農業部門雇用者数は2カ月連続で大幅下振れの見方もある。その場合には、FRBによる今月末の利下げを意識したドル売りが見込まれる。一方、来週予定されるパウエルFRB議長の議会証言での発言を見極めるムードが広がれば、ドルは下げ止まる可能性もあろう。 【今日の欧米市場の予定】 ・21:30 米・6月非農業部門雇用者数(予想:+16.4万人、5月:+7.5万人) ・21:30 米・6月失業率(予想:3.6%、5月:3.6%) ・21:30 米・6月平均時給(前年比予想:+3.2%、5月:+3.1%) ・21:30 カナダ・6月失業率(予想:5.5%、5月:5.4%) 《FA》