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*20:28JST 米国株見通し：対中制裁関税第4弾回避など好感 S&P500先物　 2976.00（+ 31.75）　（20:10現在） ナスダック100先物　 7824.75（+131.00）　（20:10現在） 　20時10分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は堅調推移。NYダウ先物は250ドル高程度で推移している。欧州株式市場は全面高。時間外取引のNY原油先物は前日比1.30ドルほどの上昇で推移。こうした流れを受け、1日の米株式市場は買い先行で始まりそうだ。 　前週末のG20大阪サミット時の米中首脳会談において、貿易協議再開で合意し、米国の対中制裁関税第4弾は先送りされた。さらに、中国の通信機器大手ファーウェイへの輸出を容認する方針も示され、市場には安心感が広がっている。NY原油先物は、米中首脳会談、本日からの産油国会合に絡む需給改善思惑で買い優勢の展開が見込まれる。 　本日発表となる米国の経済指標は、6月ISM製造業景況指数や5月建設支出。ISM指数は3カ月連続の低下が予想され、建設支出も横ばい継続が予想されており、株式市場にはややネガティブな材料となる。ただ、連邦準備制度理事会（FRB）の7月利下げ観測を後押しするとの見方から、最終的に好感される可能性も。 《KK》