マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/25 10:46:42
14,967,768
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~トランプ発言に注視しつつ21000円での底堅さを見極め

2019/6/26 8:48 FISCO
*08:48JST 前場に注目すべき3つのポイント~トランプ発言に注視しつつ21000円での底堅さを見極め 26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:トランプ発言に注視しつつ21000円での底堅さを見極め ■前場の注目材料:スギHD、1Q営業利益18.6%増、コンセンサス上回る ■九州電、ドローン撮影サービス 操縦担当100人体制 ■トランプ発言に注視しつつ21000円での底堅さを見極め 26日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になろう。25日の米国市場ではNYダウが179ドル安となった。注目されたパウエルFRB議長による講演では、経済状況を注視しており、個別のデータや市場心理に過剰反応しない姿勢を示し、過熱する利下げ観測をけん制する格好となった。早期利下げ期待が後退したことで、利益確定の流れにつながったようである。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円安の21040円。円相場は1ドル107円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り優勢の展開となろうが、同水準に位置する25日線を挟んでの攻防といったところであろう。節目の21000円処では積極的に売り込む流れにはなり難いと考えられ、下値の堅さが意識されやすいところである。もっとも、昨日はトランプ米大統領の安保発言報道をきっかけに下げ幅を広げる格好となった。これにより日経平均は再び5日線を下回り、25日線が意識される格好になっている。 イランに追加制裁を科す大統領令に署名するなど、米国とイランの緊張の高まりによる地政学リスクへの警戒など、週末の主要20カ国・地域(G20)首脳会議を控える中で、トランプ米大統領の発言等に振らされている。出来高は辛うじて10億株を上回った程度であり、売買代金については連日で2兆円を下回る薄商いの状況である。指値状況の薄い中を短期筋の先物主導の売りに押されやすい需給状況であり、より模様眺めムードが強まることになりそうだ。 25日線が再び意識されるなか、短期筋の売り仕掛けには注意しておきたいところだが、やはり週末のG20を控えて下は売り込みづらい需給状況と考えられる。G20期待からロングポジションが積み上がっていたとは考えづらく、短期筋の売り仕掛けがあったとしても、結果的にはその後のショートカバーから底堅さが意識されやすいとみておきたい。物色としては、個別で決算や材料を手掛かりとした物色が活発であるため、外部環境に左右され難い中小型株の一角には、限られた個人主体の資金が向かいやすいだろう。 ■スギHD、1Q営業利益18.6%増、コンセンサス上回る スギHD<7649>は2020年2月期第1四半期(3-5月)決算を発表。売上高は前年同期比7.8%増の1289.19億円、営業利益が同18.6%増の74.19億円だった。コンセンサス(70億円程度)を上回る。医療機関との提携に力を入れ調剤部門の取り扱いが増えた。 ■前場の注目材料 ・1ドル107円10-20銭 ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・日銀追加金融緩和への期待 ・米早期利下げ観測 ・株安局面での自社株買い ・米中通商協議進展への期待 ・住友商<8053>中国で本格始動、現地企業の増資引き受け ・三井物<8031>中国で畜水産物の加工・販売、スターゼンと合弁 ・九州電<9508>ドローン撮影サービス 操縦担当100人体制 ・安川電<6506>6軸垂直多関節ロボ、ケーブル内蔵で接近性向上 ・日アビオ<6946>赤外線カメラシステム攻勢、低価格パック ・三菱重<7011> 小型機事業買収 600億円 ボンバルディアと合意 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・11:00 NZ準備銀行が政策金利発表(1.50%に据え置き予想) 《SF》
関連銘柄 7件
6506 東証プライム
4,157
11/22 15:30
-70(%)
時価総額 1,108,630百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども手掛ける。欧州地域のロボット生産体制を強化。販売力の強化にも取り組む。 記:2024/10/25
6946 東証スタンダード
2,570
11/22 15:30
-52(%)
時価総額 43,086百万円
航空・宇宙用製品、防衛・産業用製品等を手掛ける情報システム部門が主力。抵抗溶接機、赤外線サーモグラフィ等の電子機器部門も。信号処理、画像処理技術等に強み。新規顧客獲得に向けてマーケティングを強化。 記:2024/09/02
7011 東証プライム
2,309
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 7,789,753百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7649 東証プライム
2,528
11/22 15:30
+28(%)
時価総額 480,302百万円
ドラックストア大手の「スギ薬局」を中核とする持株会社。東海エリアが地盤。核店舗を中心としたドミナント出店が特徴。店舗数は1700店舗超。インバウンド追い風。調剤併設で伸長。27.2期売上高1兆円目標。 記:2024/10/22
8031 東証プライム
3,305
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 10,005,514百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8053 東証プライム
3,282
11/22 15:30
+45(%)
時価総額 3,974,827百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09
9508 東証プライム
1,386.5
11/22 15:30
-34(%)
時価総額 657,456百万円
九州地盤の電力会社。発電事業のほか、送配電事業、ICTサービス事業、都市開発事業等を手掛ける。グループ会社に九電工など。洋上風力・バイオマス発電の開発を推進。26.3期経常利益1250億円目指す。 記:2024/06/04