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大引けで21000円を辛うじてキープ【クロージング】

2019/6/13 16:19 FISCO
*16:19JST 大引けで21000円を辛うじてキープ【クロージング】 13日の日経平均は続落。97.72円安の21032.00円(出来高概算11億7000万株)で取引を終えた。売り先行後は一時21111.23円と下げ渋る局面もみられたが、前引けにかけて弱含みとなり、20932.13円と21000円を下回る局面もみられている。先物オプション特別清算指数算出(SQ)を控えて手掛けづらい中、米半導体株の弱い値動きのほか、香港のデモによる影響等がより手控えさせる格好となっている。ただし、大引けで21000円を辛うじてキープしている。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1600を超えており、全体の8割近くを占めている。セクターでは原油安が嫌気された石油石炭や海運が2%を超える下落だったほか、証券、ガラス土石、鉱業、機械、建設、輸送用機器の弱さが目立つ。一方で、上昇は保険の1セクターのみ。指数インパクトの大きいところでは、米政府の「ブラックリスト」に入れられた中国企業との取引を停止する方針を示したと伝えられている東エレク<8035>のほか、アドバンテスト<6857>が重石となった。 日経平均は辛うじて21000円をキープしているが、5日、25日線を挟んだ攻防となっており、こう着感の強い相場展開となっている。SQを控えているため方向感は出難い需給状況であるが、東エレクの弱い値動きが神経質にさせた感はある。米中貿易摩擦の影響等は警戒されているものの、中国企業との取引に伴う業績の影響は大きく、足元で買い戻し主体でのリバウンドをみせていただけに、短期筋の売り対象になった格好であろう。 225先物は一時20930円まで下げる局面がみられたが、その後はオプション権利行使価格の21000円から21125円のレンジ内でのこう着が続いている。グローベックスのNYダウ先物は40ドル安程度で推移しているが、底堅い値動きを見せてくるかが注目されるほか、下げのきつかった米半導体株が下げ止まりを見せてくるかが注目されよう。ギャップ・ダウンからのスタートによって、上にアイランドリバーサル形状を残すことは避けたいところである。 《CN》
関連銘柄 2件
6857 東証プライム
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-262(%)
時価総額 6,985,674百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
8035 東証プライム
22,010
11/14 15:30
-795(%)
時価総額 10,380,642百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07