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後場に注目すべき3つのポイント~買い戻しの域出ずなお手控えムード

2019/6/7 12:31 FISCO
*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~買い戻しの域出ずなお手控えムード 7日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反発、買い戻しの域出ずなお手控えムード ・ドル・円はもみ合い、日本株高も上値は重い ・双信電機<6938>とイトーヨーギョー<5287>の2銘柄がストップ高 ■日経平均は反発、買い戻しの域出ずなお手控えムード 日経平均は反発。104.86円高の20878.90円(出来高概算5億3000万株)で前場の取引を終えている。 6日の米株式市場でNYダウは181ドル高と4日続伸。原油先物相場の上昇が好感されたほか、トランプ政権がメキシコとの移民政策を巡る交渉を進めるため、同国への関税引き上げ延期を検討していることが伝わり、引けにかけて堅調推移となった。また、引き続き連邦準備制度理事会(FRB)による利下げへの期待も相場を押し上げた。為替相場は1ドル=108円台半ばと前日より円安方向に振れており、本日の日経平均はこうした流れを好感して85円高からスタート。寄り付き後は20800円台でのもみ合いが続いたが、一時20890.63円(116.59円高)まで上昇する場面があった。東証1部の値上がり銘柄は全体の6割ほど、対して値下がり銘柄は3割強となっている。 個別では、任天堂<7974>、村田製<6981>、ソニー<6758>、トヨタ自<7203>などがしっかり。武田薬<4502>は2%超上昇した。前日の米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇を受けて東エレク<8035>は2%超高、アドバンテス<6857>は4%超高。中小型株では日本通信<9424>が引き続き活況を見せている。また、資本・業務提携のリリースが材料視されたオルトプラス<3672>が東証1部上昇率トップとなり、日立<6501>が完全子会社化を検討と報じられた日立ハイテク<8036>は買い気配のまま前場を折り返した。一方、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>といった値がさ株や、NTT<9432>、KDDI<9433>といった通信大手の一角が小安い。スマートフォン向けゲームの国内配信を開始したガンホー<3765>や、5月売上速報を発表したラウンドワン<4680>は東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、石油・石炭製品、機械、鉱業などが上昇率上位。反面、空運業、パルプ・紙、電気・ガス業などが下落率上位だった。 米国ではNYダウが連日で3ケタの上昇となり、東京市場でも買い戻し優勢の展開となった。FRBの利下げによる景気下支えへの期待や、通商摩擦への過度な警戒感の後退により半導体関連株などの上げが目立つ。ただ、市場ではなお「買い戻しの域を出ない」との見方が多い。前場の東証1部売買代金はおよそ8300億円にとどまっており、市場の買い手控えムードが根強いことを窺わせる。日経平均寄与度の大きい値がさ株や半導体関連などの景気敏感株の前日からの動向を見ると、リバランス(資産の配分調整)目的の売買が中心とみられ、新規の資金流入は乏しそうだ。この週末には米5月雇用統計の発表も控えており、後場は模様眺めムードが一段と強まることも想定される。 NYダウに比べ日経平均の戻りはやや鈍い印象だが、通商摩擦や世界経済の減速、今秋に予定される消費増税への懸念が根強いことなどが背景にあるとみられる。市場のムードが明るさを取り戻すにはなお時間を要するだろう。 ■ドル・円はもみ合い、日本株高も上値は重い 7日午前の東京市場でドル・円はもみ合い。米国とメキシコの協議が注目されるなか、日本株を背景に円売り先行もドルは上値の重さが目立った。 米トランプ政権はメキシコの不法移民への対策を同国に求めており、不十分であれば制裁関税に踏み切る方針。本日アジア市場で日本株を背景に円売りに振れやすいが、通商問題で市場心理は悪化し、値動きは小幅にとどまった。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いを維持しており、目先の日本株高継続への期待感から円売り方向に振れやすい。ただ、今晩発表の米雇用統計など重要イベントを見極めようと、ドルの上昇は目先も小幅にとどまりそうだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円32銭から108円54銭、ユーロ・円は122円17銭から122円39銭、ユーロ・ドルは1.1273ドルから1.1282ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・双信電機<6938>とイトーヨーギョー<5287>の2銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップは、東エレク<8035>、同2位はファナック<6954> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・トランプ米大統領 「メキシコは米国を必要としているが、米国はメキシコを必要としていない」 【経済指標】 ・日・4月家計調査・消費支出:前年比+1.3%(予想:+2.6%、3月:+2.1%) ・日・4月毎月勤労統計・現金給与統計:前年比-0.1%(予想:-0.7%、3月:-1.3%) <国内> ・12:50 黒田日銀総裁が講演 ・14:00 景気動向指数(4月) <海外> ・14:45 スイス・失業率(5月)  2.4% ・15:00 独・鉱工業生産指数(4月) -0.1% -0.9% ・15:00 独・貿易収支(4月)  226億ユーロ ・15:00 独・経常収支(4月)  302億ユーロ 《SK》
関連銘柄 20件
3672 東証スタンダード
101
10/4 15:00
-1(%)
時価総額 2,094百万円
ソーシャルゲームの企画・開発、運営を行う。運営タイトルは「ヒプノシスマイク」など。ゲーム支援事業なども手掛ける。他社タイトル等の開発受託、運営受託の拡大進める。ゲーム支援事業は事業運営体制を見直し。 記:2024/06/24
3,064
10/4 15:00
-86(%)
時価総額 279,434百万円
スマホゲームのパズルRPG「パズル&ドラゴンズ」が主力。コンソールゲームの企画・開発・販売等も。パズドラは国内累計6200万DL突破。ニンジャラは世界累計1100万DL超。ゲームブランドの強化図る。 記:2024/07/05
4502 東証プライム
4,240
10/4 15:00
+40(%)
時価総額 6,708,846百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4680 東証プライム
1,064
10/4 15:00
-1(%)
時価総額 304,898百万円
屋内型複合レジャー施設「ラウンドワン」の運営等を行う。アミューズメント部門の売上高比率が高い。クレーンゲーム専門店の運営等も。米国はスポッチャ収入が好調。新サービス開発や海外の新規出店などに注力。 記:2024/06/18
5287 東証スタンダード
518
10/4 15:00
-3(%)
時価総額 1,848百万円
道路・上下水道向けコンクリ二次製品を製造・販売。建築設備機器関連事業や不動産関連事業も展開。ライン導水ブロックシリーズは引き合い順調。中計では27.3期売上36億円目指す。環境対策製品の規模拡大図る。 記:2024/04/29
6501 東証プライム
3,761
10/4 15:00
-20(%)
時価総額 17,438,136百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6758 東証プライム
2,767
10/4 15:00
-13(%)
時価総額 17,274,652百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6857 東証プライム
6,974
10/4 15:00
+109(%)
時価総額 5,343,263百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6938 東証スタンダード
479
7/16 15:00
+1(%)
時価総額 8,192百万円
電子部品メーカー。大電流ノイズフィルタを業界に先駆けて開発。積層誘電体フィルタ等を手掛ける。23.12期通期はフィルムコンデンサ、ノイズ測定事業が堅調。釜屋電機がTOB実施、成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2024/04/07
6954 東証プライム
4,154
10/4 15:00
-3(%)
時価総額 4,193,658百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6981 東証プライム
2,797
10/4 15:00
-28.5(%)
時価総額 5,670,758百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7203 東証プライム
2,586
10/4 15:00
-15.5(%)
時価総額 42,190,556百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
7,743
10/4 15:00
-22(%)
時価総額 10,055,757百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
25,355
10/4 15:00
-405(%)
時価総額 11,958,255百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8036 東証1部
7,990
5/15 15:00
±0(%)
時価総額 1,100,535百万円
半導体製造装置や電子顕微鏡、医用分析装置の製造・販売等を手掛ける。測長SEMで世界トップシェア。日立製がTOB実施。成立なら上場廃止へ。ナノテクノロジー・ソリューションは堅調。20.3期3Qは最終増益。 記:2020/02/26
9424 東証プライム
162
10/4 15:00
-3(%)
時価総額 26,731百万円
MVNO事業者。2001年に世界で初めてデータ通信MVNO事業を開始。SIM事業、FPoS事業、ローカル4G/5G事業を手掛ける。日本通信SIMの契約回線数は順調増。FPoSの評価定着、事例拡大図る。 記:2024/07/05
9432 東証プライム
148.4
10/4 15:00
-0.1(%)
時価総額 13,437,667百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9433 東証プライム
4,687
10/4 15:00
+37(%)
時価総額 10,799,692百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
49,210
10/4 15:00
+720(%)
時価総額 15,659,655百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,561
10/4 15:00
-119(%)
時価総額 14,750,209百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17