マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,863.86
+409.74
暗号資産
FISCO BTC Index
10/13 1:32:35
9,419,947
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

買い一巡後はこう着も全体としては底堅い相場展開に

2021/10/29 8:23 FISCO
*08:23JST 買い一巡後はこう着も全体としては底堅い相場展開に  29日の日本株市場は、買い先行後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。28日の米国市場はNYダウが239ドル高だった。主要ハイテク企業を中心に良好な企業決算を材料に買われており、ナスダック総合指数は史上最高値を更新。バイデン政権が1.75兆ドル規模の経済対策枠組みを発表したが、増税規模が想定内に留まったとして、終日堅調な相場展開だった。キャタピラー、メルクが決算評価から買われており、NYダウを押し上げたほか、半導体SOX指数はほぼ全面高で2%を超える上昇だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比145円高の28905円。円相場は1ドル113円50銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。ただし、アマゾンが取引終了後に発表した決算は、営業利益見通しが大幅に予想を下回り時間外取引で売られているため、米株高の反応は限られる可能性も。一方で、国内の決算ではソニーG<6758>やオムロン<6645>などが材料視されやすく、日経平均を下支えする可能性はある。そのため、買い先行後はこう着感が強まりそうだが、全体としては底堅さが意識されそうである。  また、31日の衆院選を控えて様子見ムードも高まりやすいものの、短期筋の売り仕掛け的な動きも手控えられやすい。昨日のTOPIX浮動株比率の定期見直しに伴う需給が通過し、反動も想定されるものの、利食いに押される局面においては押し目買い意欲の強さが見られそうだ。薄商いのなか、先物主導によるインデックス・イベントに絡んだ売買に振らされやすいだろうが、決算を手掛かりとした個別物色は活発になりやすく、昨日の決算ではソニーG、オムロンのほか、コマツ<6301>、ローム<6963>、富士電機<6504>、マクセル<6810>などに関心が集まりやすいと見られる。  そのほか、ハイテク株高を受けたナスダックの最高値更新の流れから、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への物色も見られ、日経平均型優位の展開を想定。NT倍率は上値を抑えられていた75日線を捉えてきたこともあり、ややグロース寄りの物色が意識されそうである。 《AK》
関連銘柄 6件
6301 東証プライム
4,086
10/11 15:00
+6(%)
時価総額 3,976,275百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6504 東証プライム
8,295
10/11 15:00
-68(%)
時価総額 1,238,419百万円
大手総合電機。1923年創業。駆動制御機器や電源機器、計測機器、監視制御システム、半導体等を手掛ける。地熱発電設備、非鉄金属向け大容量変圧整流器等で世界トップシェア。新製品投入など成長戦略の推進図る。 記:2024/07/28
6645 東証プライム
6,636
10/11 15:00
+76(%)
時価総額 1,368,642百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6758 東証プライム
2,815
10/11 15:00
-11(%)
時価総額 17,574,321百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6810 東証プライム
1,934
10/11 15:00
+9(%)
時価総額 103,163百万円
各種リチウム電池やIoT電源システム、産業用テープ等の機能性部材料、車載用光学部品、理美容機器等を手掛ける。LEDヘッドランプレンズ、耐熱コイン形リチウム電池等で世界トップシェア。全固体電池などに注力。 記:2024/04/30
6963 東証プライム
1,721.5
10/11 15:00
-33.5(%)
時価総額 709,258百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。LSI事業では自動車向けを強化。絶縁ゲートドライバIC、SiCパワーデバイスなどが注力製品。 記:2024/04/30