マーケット
10/7 15:15
39,332.74
+697.12
42,352.75
+341.16
暗号資産
FISCO BTC Index
10/8 2:26:39
9,436,680
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

決算ピークを前に様子見姿勢を強めてくる可能性

2021/5/7 8:22 FISCO
*08:22JST 決算ピークを前に様子見姿勢を強めてくる可能性  7日の日本株市場は、買い先行後は次第にこう着感の強い相場展開になりそうである。6日の米国市場はNYダウが318ドル高となり、連日で最高値を更新した。週次失業保険申請件数が前週から予想以上に減少したため労働市場や景気回復期待に繋がった。バイデン政権によるコロナワクチン特許除外を支持する方針が警戒され一時下落に転じたが、ドイツのメルケル首相が特許除外に反対姿勢を示したため、安心感から上昇に転じ、引けにかけて上げ幅を拡大している。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円高の29365円。円相場は1ドル109円00銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする形からやや買い優勢スタートとなりそうだ。しかし、昨日の大幅上昇に繋がった断続的なインデックス買いは期待しづらいところであろう。連休の待機的な資金流入は一巡しており、断続的なインデックス買いが見られないとなれば、利益確定の流れも出やすい。米国では雇用統計に対する期待感はありそうだが、来週は決算発表がピークを迎えることもあり、ショートカバーは意識されるものの、積極的なロングポジションをオーバーウィークさせてくる流れにはならないと考えられる。  そのため、25日線を捉えてきた日経平均についても、同水準を一気に上放れてくる展開は考えづらく、この水準をクリアしてくる動きをみせてくるようであれば、サプライズ感が強まりやすい。物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別対応になるだろうが、昨日の決算については任天堂<7974>の今期見通しに対してネガティブな反応を見せてくるかが注目されるところである。前期は計画を上振れての着地だが、今期については巣ごもり消費の反動減を想定している。昨日は先回り的に下落していた面もあり、売り一巡後の底堅さを見極めたいところであろう。決算に対する慎重姿勢が高まってくるようだと、来週の決算ピークを前に様子見姿勢を強めてくる可能性があるため、テーマ株など材料株での短期的な値幅取り狙いに向かわせそうである。  なお、中小型の決算では、レノバ<9519>、インソース<6200>、ホーブ<1382>、サイバリンクス<3683>、イノベーション<3970>などが注目されそうである。 《AK》
関連銘柄 6件
1382 東証スタンダード
1,820
10/7 13:24
-15(%)
時価総額 1,387百万円
業務用いちご果実が主力のいちご果実・青果事業が柱。夏秋期に収穫できる自社品種が強み。クリスマス需要のある2Qが商盛期。種馬鈴薯の生産販売等も行う。自社品種「夏瑞」の生食用販売、業務用販売などに注力。 記:2024/06/07
3683 東証スタンダード
743
10/7 15:00
+5(%)
時価総額 7,854百万円
流通業や官公庁向けに基幹業務システム等を提供するITサービス会社。電子認証サービス、デジタル証明書発行サービス、モバイルネットワーク事業等も。流通クラウド事業はクラウドサービスの提供拡大で定常収入が増加。 記:2024/06/24
3970 東証グロース
1,226
10/7 15:00
-3(%)
時価総額 3,097百万円
法人向けIT製品の比較・資料請求サイト「ITトレンド」の運営を行う。ITソリューション事業や金融プラットフォーム事業等も。マーケティング投資等でITトレンドは着実に成長。地方への営業体制強化を図る。 記:2024/06/25
6200 東証プライム
1,049
10/7 15:00
+34(%)
時価総額 89,420百万円
講師派遣型研修事業が主力。公開講座事業やITサービス事業、eラーニング・動画販売等も。取引先は製造業や官公庁関連など4万5000組織超。講師派遣型研修事業は中堅企業中心に民間企業の研修実施回数が順調。 記:2024/06/28
7974 東証プライム
8,087
10/7 15:00
+344(%)
時価総額 10,502,506百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9519 東証プライム
955
10/7 15:00
-13(%)
時価総額 87,043百万円
再エネ発電所を開発・運営。太陽光を軸にバイオマス、洋上風力発電事業も。小規模分散型の太陽光発電所も順次運転を開始したことで、発電量は順調に増加。東京ガとの間で資本業務提携、第三者割当増資で資本増強。 記:2024/08/26