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新興市場の中小型株への売買が活発化

2020/4/13 8:28 FISCO
*08:28JST 新興市場の中小型株への売買が活発化  13日の日本株市場は、こう着ながらも底堅さが意識される相場展開になりそうだ。10日の米国市場はグッドフライデーの祝日で休場だった。週明けは欧州市場が休場となるため、引き続き海外勢のフローは限られることになりそうだ。先週の日経平均はリバウンドをみせており、週末には一時19500円を回復する局面もみられた。  19500円処は心理的な抵抗として意識されているため、明確に上放れるには新型コロナウイルスの感染拡大の動向次第になりそうだが、下値では日銀のETF買い入れが下支えとして意識されやすく、底堅さが意識されやすい。  また、方向感が掴みづらいながらも、日中値幅が縮小してきており、これまでみられていたパニック的な動きは落ち着いたようである。今後は次第に決算発表が増えてくることもあり、積極的な売買は手控えられそうだが、前期決算が発表されれば今期決算は開示できずとも、状況がある程度は見込まれることになりそうだ。業績悪を織り込む中で、より売り込まれている銘柄には見直しの流れも出てくる可能性がありそうだ。  新型コロナウイルスに関連する銘柄については、外出自粛の長期化が予想される中においては、循環的な物色が継続するだろう。関連テーマなどは買い疲れ感がみられているが、利食いをこなしながらも、物色が長期化しやすいところであろう。ただ、新たなサービスや技術等が出てくるようだと、一気に資金がシフトしやすい需給状況にある点は注視しておきたい。  そのほか、ネット証券での売買代金が足元で大きく膨らんでいる。新規口座開設が増えており、新興市場の中小型株への売買が活発化しているようである。IPOを中止する企業が多いなかでは、行き場を失った資金などは直近IPO銘柄へシフトしやすいだろう。上場後に調整が続いていた銘柄のほか、高値を更新している銘柄等へは、良好な需給状況を背景に資金流入が続きそうである。 《AK》