マーケット
10/9 15:15
39,277.96
+340.42
42,080.37
+126.13
暗号資産
FISCO BTC Index
10/9 17:23:34
9,239,600
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

富士フイルムやデンカなどコロナに関連する銘柄への物色継続

2020/4/3 8:50 FISCO
*08:50JST 富士フイルムやデンカなどコロナに関連する銘柄への物色継続  3日の日本株市場は、米株高の流れを受けて、買い先行で始まろう。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、今週末の更なる感染拡大が警戒されるため、買い一巡後はこう着感の強い相場展開が見込まれよう。  2日の米国市場はNYダウが469ドル高と反発した。上昇の一因はトランプ大統領がツイートで、ロシアとサウジアラビアが減産する見込みだと伝えたことに反応した原油相場の上昇。原油相場の急伸は安心感にはつながるだろうが、幅広いセクターへの支援材料にはなりづらく、株価反応は限定的とみられる。  シカゴ日経225先物清算値は大阪比220円高の18080円であり、まずはこれにサヤ寄せする格好となるが、その後は18000円処での攻防といった流れになりそうである。物色の流れとしては引き続き、新型コロナウイルスに関連したセクターやテーマ株になりそうだが、主力処では富士フイルム<4901>に関心が集まりやすいだろう。  同社は、新型コロナウイルスに対する治療効果が期待されている抗インフルエンザ薬「アビガン」の増産に向け、調達先を増やすと伝えられており、新たにデンカ<4061>から原料を調達することが決まったようである。その為、富士フイルムのほか、デンカへの関心が高まることになる。値ごろ感からは低迷しているデンカに短期的な値幅取り狙いの資金が集中する可能性がありそうだ。  その他、マスクや治療薬、医療設備といったところや、自粛長期化を背景としたテレワーク、システムのほか、巣ごもり消費に関連する食品やサービスなどが循環的に手掛けられそうである。これらに関するテーマ株等については、一時的なテーマにとどまらず、長期化する可能性もあるため、大きく調整する局面においては、押し目を狙う動きも強そうである。 《AK》
関連銘柄 2件
4061 東証プライム
2,210.5
10/9 15:00
-2(%)
時価総額 195,753百万円
化学メーカー。リチウムイオンバッテリーや5G関連の最先端素材、ワクチンや検査試薬、特殊混和剤、肥料、機能性樹脂、食品用包装シート等を提供する。今期3Q累計は民生機器や高圧ケーブル向けが足踏みとなった。 記:2024/04/13
3,784
10/9 15:00
+77(%)
時価総額 4,706,831百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08