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日経平均は反落、イベント前に持ち高傾けず、海運が大幅高

2021/8/27 15:58 FISCO
*15:58JST 日経平均は反落、イベント前に持ち高傾けず、海運が大幅高 日経平均は反落。26日の米国市場でNYダウは5日ぶりに反落し、192ドル安となった。複数の地区連銀総裁が早期の金融緩和縮小(テーパリング)を支持する姿勢を示したほか、アフガニスタンで自爆テロとみられる爆発が発生したことも嫌気された。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで161円安からスタートすると、朝方には一時27481.23円(前日比261.06円安)まで下落。ただ、今晩開かれる米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」を前に持ち高を傾ける動きは限られ、売り一巡後は下げ渋った。 大引けの日経平均は前日比101.15円安の27641.14円となった。東証1部の売買高は8億6985万株、売買代金は2兆1135億円だった。業種別では、精密機器、倉庫・運輸関連業、石油・石炭製品が下落率上位で、その他も全般軟調。一方、海運業、パルプ・紙、保険業など4業種が上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の54%、対して値上がり銘柄は40%となった。 個別では、任天堂<7974>やファーストリテ<9983>が軟調で、ソフトバンクG<9984>やトヨタ自<7203>も小安い。イオン<8267>は3%超下落したが、8月末の配当・株主優待権利落ちを前に売りが出たようだ。7月の単体業績速報を発表した神戸物産<3038>は伸び鈍化と受け止められ、レノバ<9519>は一部報道を受けて売りがかさんだ。また、短期的な過熱感が強まっていた邦アセチレン<4093>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、商船三井<9104>は強気の目標株価設定が相次ぎ、売買代金トップで10%近い上昇。郵船<9101>や川崎船<9107>といった他の海運株も大幅高となった。レーザーテック<6920>や東エレク<8035>は堅調。また、業績上方修正のスターマイカHD<2975>が急伸し、商船三井などの海運株とともに東証1部上昇率上位に顔を出した。 《HK》
関連銘柄 14件
793
1/23 15:30
-7(%)
時価総額 26,962百万円
リノベーションマンションの賃貸、売買等を行うリノベマンション事業が主力。インベストメント事業、不動産の売買・賃貸仲介等を行うアドバイザリー事業も。オーナーチェンジ物件中心に積極的な物件購入を実施。 記:2024/10/24
3038 東証プライム
3,444
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+19(%)
時価総額 942,278百万円
冷凍・加工食品など食品中心の「業務スーパー」を展開。デザート、菓子類に大ヒット商品多数。独自の輸入ルートに強み。業務スーパーの総店舗数は1070店舗超。中計では26.10期売上高5430億円目標。 記:2024/10/24
4093 東証プライム
360
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-5(%)
時価総額 12,607百万円
セパレートガス製造メーカー。溶解アセチレン、酸素、窒素、水素等の供給を行う。溶接材料や溶接ロボット、医療ガス等も。東ソーの持分法適用関連会社。食品関連器材は需要増。溶接材料は自動車関連向けで需要が伸びる。 記:2024/11/13
6920 東証プライム
15,200
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時価総額 1,433,147百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置、レーザー顕微鏡なども。1960年創業。24年9月に新製品「SiCウェハ欠陥検査/レビュー装置SICA108」を発表。 記:2024/11/11
7203 東証プライム
2,925
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+9.5(%)
時価総額 46,200,337百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
9,559
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時価総額 12,414,178百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。京都府京都市に本社。新作の「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」は滑り出し順調。 記:2024/12/22
8035 東証プライム
27,430
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時価総額 12,936,893百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向は50%目処。海外売上高比率が高い。積極的な設備投資を継続。 記:2024/12/20
8267 東証プライム
3,584
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時価総額 3,124,979百万円
流通大手。総合スーパーを軸に、食品スーパーやドラッグストア、金融、不動産などを手掛ける。アセアンなどアジアでも事業展開。GMS事業では食品PB中心に低価格戦略実施。SM事業では地域オリジナル商品を拡充。 記:2024/10/24
9101 東証プライム
4,746
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時価総額 2,187,906百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。航空運送事業は貨物取扱量が増加、運賃単価は高水準。 記:2024/12/15
9104 東証プライム
5,042
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+39(%)
時価総額 1,827,997百万円
海運国内2位。1884年創業。三井グループ。ドライバルク事業、エネルギー事業、製品輸送事業が柱。LNG船の所有・管理・運航で世界シェアトップクラス。配当性向30%目安。自動車船などは好調。運行費用増が重し。 記:2024/12/23
9107 東証プライム
1,937
1/23 15:30
+6(%)
時価総額 1,307,808百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。ドライバルクセグメントでは運航コスト削減、配船効率の向上図る。 記:2024/11/27
9519 東証プライム
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-16(%)
時価総額 58,907百万円
再エネ発電所を開発・運営。太陽光を軸にバイオマス、洋上風力発電事業も。小規模分散型の太陽光発電所も順次運転を開始したことで、発電量は順調に増加。東京ガとの間で資本業務提携、第三者割当増資で資本増強。 記:2024/08/26
9983 東証プライム
49,570
1/23 15:30
+470(%)
時価総額 15,774,215百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
10,755
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+525(%)
時価総額 15,809,796百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。スマホ契約数は増加。コンシューマ事業はモバイルサービス、ブロードバンドサービス売上等が順調。 記:2024/11/27