マーケット
9/27 15:15
39,829.56
+903.93
42,313.00
+137.89
暗号資産
FISCO BTC Index
9/29 13:19:02
9,361,454
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は3日ぶり小幅反落、閑散に「中小型株相場」到来?

2019/12/25 12:18 FISCO
*12:18JST 日経平均は3日ぶり小幅反落、閑散に「中小型株相場」到来?  日経平均は3日ぶり小幅反落。23.86円安の23806.72円(出来高概算3億8000万株)で前場の取引を終えている。  24日の米株式市場でNYダウは4日ぶりに反落し、36ドル安となった。午後1時までの短縮取引で、翌25日にクリスマスの祝日を控え利益確定売りが優勢だった。ただ、ナスダック総合指数は小幅ながら10日続伸し、連日で過去最高値を更新した。本日の日経平均もNYダウが下落した流れを引き継いで16円安からスタートすると、小安い水準でもみ合う展開。クリスマスの祝日で海外投資家の取引参加が減り、動意薄の展開が続くなかで散発的に利益確定の売りが出た。日経平均のここまでの高値は23824.85円(5.73円安)、安値は23799.86円(30.72円安)、上下の値幅は25円ほどと前日以上にこう着感が強かった。東証1部の値下がり銘柄は全体の7割弱、対して値上がり銘柄は2割強となっている。  個別では、売買代金トップのソフトバンクG<9984>がさえない。副最高執行責任者(COO)の退任観測が報じられた日産自<7201>は2%超の下落。JT<2914>、ソニー<6758>、プレサンス<3254>などは小安い。前日に決算発表したしまむら<8227>やスギHD<7649>、在庫を過大計上した疑いで第三者委員会を設置すると発表したJDI<6740>は急落し、石川製<6208>などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。一方、任天堂<7974>やファーストリテ<9983>はしっかり。アドバンテス<6857>は2%高となっている。中小型株が東証1部売買代金上位に多く顔を出しており、日本通信<9424>やレーザーテク<6920>は堅調。新規アプリへの期待が続くボルテージ<3639>や決算が好感されたストライク<6196>は大きく値を飛ばした。また、一部証券会社の投資判断引き上げが観測されたサムコ<6387>はストップ高水準での買い気配が続いている。セクターでは、水産・農林業、鉄鋼、パルプ・紙などが下落率上位で、その他も全般軟調。医薬品、その他製品、情報・通信業の3業種のみ小幅に上昇した。  本日はクリスマスの祝日で多くの海外市場が休場となる。ここまでの東証1部売買代金は5000億円あまり。前日は1日を通じ1兆2861億円と今年最低だったが、本日はこれを下回る可能性が高い。日経平均の値幅も極めて小さく、動意薄のため多くの市場参加者が早々に休暇に入ったことを窺わせる。前日に当欄で述べたとおり、今週は特段大きなイベントも予定されておらず、日経平均は24000円手前でのもち合いが続くとみられる。決算発表のしまむらやスギHDが売られているが、小売企業の決算などに個別対応していく格好となるだろう。  ただ、東証1部売買代金上位にボルテージやストライクといった中小型株が多く顔を出しており、個人投資家の物色は比較的活発のようだ。新興市場ではマザーズ指数が連日で1%超の上昇。本日、新規上場したAIinside<4488>やWDBココ<7079>は買い気配のまままだ初値を付けていない。26日の年内受渡し最終取引日を通過後、年末要因による売り一巡での中小型株高が期待されているが、これを先取りする動きも出てきているだろう。年末年始の個人投資家主体での中小型株相場が早くも到来した可能性がある。(小林大純) 《AK》
関連銘柄 19件
2914 東証プライム
4,314
9/27 15:00
+90(%)
時価総額 8,628,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
3254 東証スタンダード
1,978
9/27 15:00
+46(%)
時価総額 136,949百万円
投資用分譲マンションやファミリー分譲マンションの開発、販売等を行う。近畿圏、東海・中京圏などが主要販売エリア。オープンハウスグループ傘下。不動産販売事業はプレサンス堺筋本町エグゼブラン等の販売が順調。 記:2024/05/16
3639 東証スタンダード
241
9/27 15:00
+2(%)
時価総額 1,570百万円
女性向け恋愛ドラマアプリが主力。「100シーンの恋+」などを展開。男性向けアプリ、電子コミック販売ストア、電子コミックレーベルの運営等も。「ボル恋comic」は売上順調。販路拡大や原作力の強化等を図る。 記:2024/07/05
4488 東証グロース
3,880
9/27 15:00
-10(%)
時価総額 15,512百万円
AIを活用したクラウド型の手書き文字認識ツールを開発・販売。AI-OCRサービス「DX Suite」を企業へ提供。OEM提供も。生成AIによる機能強化を実施。リカーリング型モデルは売上拡大。 記:2024/06/09
6196 東証プライム
4,550
9/27 15:00
-50(%)
時価総額 88,061百万円
独立系M&A仲介会社。小型・中型案件に特化。M&Aプラットフォーム「SMART」やM&A情報発信サイト「M&A Online」の運営等も。金融機関との提携等でM&A支援体制を強化。積極的な人材採用進める。 記:2024/07/02
6208 東証スタンダード
1,602
9/27 15:00
+98(%)
時価総額 10,230百万円
段ボール製函印刷機や段ボール重量包装機、合撚糸機などの製造販売を行う。機雷等の防衛機器も手掛ける。レンゴーが筆頭株主。アフターサービスや製品カスタマイズ、専用設計に強み。健康経営優良法人2024に認定。 記:2024/04/29
6387 東証プライム
3,595
9/27 15:00
+40(%)
時価総額 28,915百万円
電子部品製造装置メーカー。薄膜技術をコアに、CDV装置やエッチング装置、洗浄装置を展開。電子部品分野やヘルスケア関連分野は売上伸び悩むが、主力の化合物半導体分野などは好調。24.7期2Qは増収増益。 記:2024/04/09
6740 東証プライム
24
9/27 15:00
±0(%)
時価総額 93,129百万円
ディスプレイデバイスメーカー。自動車用ディスプレイの車載向けが主力。スマートウォッチやVR機器等の民生機器用ディスプレイ、医療用モニター等も手掛ける。超高輝度1600nitsノートPC用eLEAPを開発。 記:2024/04/30
6758 東証プライム
2,861
9/27 15:00
-11,379(%)
時価総額 3,607,956百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6857 東証プライム
7,209
9/27 15:00
+309(%)
時価総額 5,523,312百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
26,235
9/27 15:00
+1,985(%)
時価総額 2,473,593百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7079 東証グロース
3,710
9/27 0:00
-3,710(%)
時価総額 8,863百万円
医薬品・医療機器の開発支援を行う。WDBHD傘下。安全性情報管理サービス、ドキュメントサポートサービス、製造販売後調査支援サービス等を手掛ける。中外製薬などが主要取引先。新規案件稼働による採用を強化。 記:2024/09/02
7201 東証プライム
428.1
9/27 15:00
+14.6(%)
時価総額 1,806,888百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7649 東証プライム
2,696
9/27 15:00
+51.5(%)
時価総額 512,221百万円
ドラックストア大手の「スギ薬局」を中核とする持株会社。東海エリアが地盤。核店舗を中心としたドミナント出店が特徴。店舗数は1700店舗超。関東や中部、関西、北陸等への出店に注力。27.2期売上高1兆円目標。 記:2024/05/17
7974 東証プライム
8,048
9/27 15:00
+52(%)
時価総額 10,451,857百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8227 東証プライム
7,886
9/27 15:00
-18(%)
時価総額 582,200百万円
総合衣料品店「ファッションセンターしまむら」を運営。低価格の衣料に強み。若者向け業態「アベイル」やベビー業態「バースデイ」等も。27.2期売上高7190億円目標。高価格帯商品の拡充などブランド力向上図る。 記:2024/05/06
9424 東証プライム
170
9/27 15:00
+1(%)
時価総額 28,052百万円
MVNO事業者。2001年に世界で初めてデータ通信MVNO事業を開始。SIM事業、FPoS事業、ローカル4G/5G事業を手掛ける。日本通信SIMの契約回線数は順調増。FPoSの評価定着、事例拡大図る。 記:2024/07/05
9983 東証プライム
49,110
9/27 15:00
+1,210(%)
時価総額 15,627,833百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
9,093
9/27 15:00
+201(%)
時価総額 15,666,821百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17