マーケット
10/31 15:15
39,081.25
-196.14
41,763.46
-378.08
暗号資産
FISCO BTC Index
11/1 11:37:05
10,569,783
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は大幅反発、マド埋めは週明けの米国市場の動向次第に

2019/7/1 12:18 FISCO
*12:18JST 日経平均は大幅反発、マド埋めは週明けの米国市場の動向次第に  日経平均は大幅に反発。383.01円高の21658.93円(出来高概算5億5000万株)で前場の取引を終えた。注目された米中首脳会談では、貿易協議の再開で合意と想定された結果となったが、ファーウェイに米国製品を売ることを認めていきたいと態度を軟化させたことがサプライズとなった。ギャップスタートで始まった日経平均は一気に直近戻り高値を上放れると、その後は高値もち合いを続けながらも、前引けにかけてじりじりと上げ幅を広げてきている。これにより、大型連休後の下げで空けていたマド(21639円-21875円)の下限レベルを回復してきている。  東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1900を超えており、全体の9割を占める全面高商状。セクターでは東証33業種全てが上昇しており、海運の上昇率が3%を超えているほか、電気機器、医薬品、機械、証券の上昇率が2%を超えている。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、TDK<6762>、アドバンテスト<6857>がけん引。  米中首脳会談において貿易協議の再開で合意したことにサプライズ感はないが、期待先行で上昇していた訳でもなく、ポジションがロングに傾いている需給ではないことから、一先ずアク抜けにつながる格好であろう。ファーウェイ問題についても、米高官は世界的に入手できる汎用品に限定されるとし、安全保障上の懸念があるものは認可が下りないと明言しており、楽観視はできないところではある。とは言え、ファーウェイ問題による業績懸念が強まっていただけに、買い戻しに向かわせる材料である。  日経平均は、5月の大型連休後の下落局面で空けたマド下限を回復してきている。今後は21500円を支持線として意識しつつ、マド埋めに向かう流れとなるかを見極めるところであろう。グローベックスの米株先物では、NYダウは200ドルを超える上昇で推移しており、週明けの米国市場の上昇は織り込み済みである。ただし、200ドルを超える上昇や米半導体株の強い動きがみられるようだと安心感につながるだろう。週明けの米株動向を受けた明日以降の相場展開が期待されるところである。 《AK》
関連銘柄 5件
6762 東証プライム
1,842.5
10/31 15:00
-43(%)
時価総額 3,581,562百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
9,148
10/31 15:00
+553(%)
時価総額 7,008,658百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6954 東証プライム
4,117
10/31 15:00
±0(%)
時価総額 4,098,140百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
23,400
10/31 15:00
-610(%)
時価総額 11,036,212百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
49,520
10/31 15:00
-1,120(%)
時価総額 15,758,304百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10