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トランプ米大統領正式就任後のドル円見通し、SMBC日興証券動画レポート(花田浩菜)

2017/2/16 18:14 FISCO
*18:14JST トランプ米大統領正式就任後のドル円見通し、SMBC日興証券動画レポート(花田浩菜) こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になる動画レポート」です。 今回は、国内外の投資環境や日本株・為替の見通しについて、わかりやすく解説する動画「Marketアウトルック」に、新たに追加されたコンテンツをご紹介したいと思います。 2月14日に配信されたコンテンツは「トランプ米大統領正式就任後のドル円見通し」というタイトルで、SMBC日興証券投資情報部の龍翔太さんに解説いただいています。 動画URL:https://youtu.be/wny01qrggaQ 本動画ではまず、トランプ大統領就任後の為替相場を解説しています。トランプ大統領は就任演説で「アメリカ製品を買え。アメリカ人を雇え。」と改めて米国第一主義(アメリカ・ファースト)を強調、トランプ大統領が署名した主な大統領令からも保護主義色の強さが窺えられる状況としています。大統領選後は経済政策への期待からドル高円安が進行しましたが、足元は保護主義への警戒からドル円は軟調な値動きを辿っていると指摘しています。 次に、トランプ政権が掲げる政策の中で景気の押し上げが期待される政策を挙げています。減税やインフラ投資の促進は市場からの注目度が高く、ドルの押し上げが期待されていますが、9日にトランプ大統領は2,3週間以内に税に関して驚くべき計画を公表すると明らかにしているため、2/28日に実施される一般教書演説や今月から来月とみられる予算教書演説には注目とみているようです。また、アメリカの多国籍企業が海外での利益や配当金などの海外滞留資金をアメリカ国内に戻す際に法人税率を優遇する減税措置、本国投資法も注目されるとしています。 一方、トランプ大統領の保護主義的な政策として、トランプ大統領の対日貿易赤字批判と日本の通貨政策批判を解説しています。これに関しては、トランプ政権の狙いは中国との貿易不均衡解消であり、対日批判は「日本叩き」というよりも、日本との通商交渉を有利に進めて有益なディールを引き出すための戦術的な側面と考えているようです。 最後に、今後のドル円の見通しとしては、欧州政治の不透明感もあって目先は不安定な値動きが予想されるが、良好なアメリカ経済やトランプ大統領の経済政策による景気押し上げ効果などによる利上げ観測の強まりがドルをサポートするとみているようです。 詳しい内容は、動画「Marketアウトルック」をご覧いただければと思います。 この動画はSMBC日興証券のウェブサイトはもちろん、youtubeでも見ることができますので、ぜひチェックしてみてください。 また、面白い動画を発見したらご紹介しますね。 花田浩菜の「気になる動画レポート」は公開された各種動画を花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。動画の発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人の動画を御確認くださいませ。 フィスコリサーチレポーター花田浩菜 《FA》