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中国本土株式概況:上海総合0.5%安で続落、金融と石炭に売り

2022/4/18 17:12 FISCO
*17:12JST 中国本土株式概況:上海総合0.5%安で続落、金融と石炭に売り 18日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比15.72ポイント(0.49%)安の3195.52ポイント(上海A株指数は0.49%安の3349.13ポイント)と続落した。 取引時間中に今年1〜3月の中国経済統計が公表され、GDPや鉱工業生産額などが上振れたことを手がかりに指数は3200ポイントを上回り、下げ渋る場面がみられたものの、徐々に売りの勢いが強まった。もっとも、下値は限定的。中国経済対策の期待感が相場を下支えしている。中央銀行の中国人民銀行は15日、銀行の預金準備率を0.25 0.50%引き下げると発表。大手銀行には0.25%、地方銀行などには0.50%を適用する。25日から実施すると通知した。景気下支えの効果が期待されている。(亜州リサーチ編集部) 業種別では、金融や石炭、不動産セクターの下げが目立つ。東方証券(600958/SH)がストップ安、招商銀行が7.3%安、河南大有能源(600403/SH)がストップ安、北京昊華能源(6011013/SH)が7.9%、京投銀泰(600683/SH)がストップ安、信達地産(600657/SH)が6.7%安で引けた。このほか印刷・包装、石油、建築建材なども売られている。半面、電子部品、プラスチック製品株などは買われた。 一方、外貨建てB株相場は高い。上海B株指数が2.59ポイント(0.90%)高の290.84ポイント、深センB株指数が3.91ポイント(0.37%)高の1060.04ポイントで終了した。 18日の香港市場はイースター連休(15から18日)で休場。19日から取引を再開する。 亜州リサーチ(株) 《FA》