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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反落、。MOEX指数が過去最高値水準で推移

2021/3/11 9:50 FISCO
*09:50JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反落、。MOEX指数が過去最高値水準で推移 【ブラジル】ボベスパ指数 112776.49 +1.30% 10日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1445.88ポイント高(+1.30%)の112776.49で取引を終了した。109998.9から112928.1まで上昇した。 中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。バイデン米大統領が提案した1兆9000億米ドル(約205兆円)の新型コロナウイルス対策が下院で可決したことが好感された。上院はすでに通過済みで、大統領は12日にも署名して成立する見通しだ。また、欧州市場が堅調だったことも支援材料。ほかに、通貨レアルが対米ドルで大幅上昇したことがブラジル株の買い手掛かりとなった。 【ロシア】MICEX指数 3463.06 -0.45% 10日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比15.66ポイント安(-0.45%)の3463.06で取引を終了した。3514.35から3455.42まで下落した。 前半プラス圏で推移したが、その後は前日の終値近辺でもみ合った。MOEX指数が過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売りが優勢となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格や海外市場の上昇が指数を下支えした。 【インド】SENSEX指数 51279.51 +0.50% 10日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比254.03ポイント高(+0.50%)の51279.51、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同76.40ポイント高(+0.51%)の15174.80で取引を終えた。 中盤は下げ幅を縮小させる場面もあったが、その後は再び買い戻された。成長予想の上方修正が好感された。経済協力開発機構(OECD)は最新リポートで、2021年度のインド成長予想を4.7%引き上げ、12.6%とした。経済活動が新型コロナウイルス流行前の水準に回復していることなどが成長予想の上方修正の理由として挙げられている。 【中国本土】上海総合指数 3357.74 -0.05% 10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.55ポイント安(-0.05%)の3357.74ポイントと小幅ながら5日続落した。昨年12月22日以来の安値水準を切り下げている。 原油安を受けて関連銘柄に売りが先行した。昨夜のWTI原油先物は1.6%安と続落し、10日の時間外取引でも安く推移している。関連銘柄が売りに押され、全体相場の重しとなった。また、あす閉幕する全国人民代表大会(全人代)の内容を見極めたいとするスタンスも漂う。閉会後、李克強首相が記者会見を行う予定だ。金利低下などを手がかりに指数は小高く推移していたが、引けにかけてマイナスに転じている。 《CS》