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*09:54JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は6日続落、外国人投資家の売り継続が圧迫材料 【ブラジル】ボベスパ指数　115067.55　-3.21％ 29日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比3815.70ポイント安(-3.21％)の115067.55で取引を終了した。118879.9から114973.00まで下落した。 売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外株安の流れを受け、ブラジル株にもリスク回避の売りが優勢。また、世界的新型コロナウイルスワクチンの生産・配布遅れも経済活動の回復遅れ懸念を強めた。ほかに、足元での景気悪化などが改めて嫌気された。 【ロシア】MICEX指数　3277.08　-1.94％ 29日のロシア株式市場は4日続落。主要指標のMOEX指数は前日比64.93ポイント安(-1.94％)の3277.08で取引を終了した。3337.01から3272.53まで下落した。 売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の下落が嫌気され、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、世界的新型コロナウイルスワクチンの生産・配布の遅れなども警戒材料。ほかに、原油価格の下落などが資源セクターの売り手掛かりとなった。 【インド】SENSEX指数　46285.77　-1.26％ 29日のインドSENSEX指数は6日続落。前日比588.59ポイント安(-1.26％)の46285.77、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同182.95ポイント安(-1.32％)の13634.60で取引を終えた。 前日の終値近辺でもみ合った後は終盤にマイナス圏に転落した。外国人投資家（FII）の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日までに5日連続の売り越しとなった。また、足元での景気悪化や株式市場のバブル懸念なども引き続き警戒された。 【中国本土】上海総合指数　3483.07　-0.63％ 29日の上海総合指数は小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比22.11ポイント安（-0.63％）の3483.07ポイントと続落した。 買い先行後に売られる流れ。中国人民銀行（中央銀行）が29日に実施した公開市場操作（レポ）では資金が供給超となったものの、前日までは4日連続で大幅な吸収超となっている。春節（旧正月、2月12日）を前にした引き揚げは異例で、資金ひっ迫が警戒された。今年1月の中国製造業PMI（国家統計局などが集計）の公表を週末（31日）に控える中、模様眺めのスタンスも漂った。 《CS》