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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反落、指数の下値は限定的

2020/12/21 9:31 FISCO
*09:31JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反落、指数の下値は限定的 【ブラジル】ボベスパ指数 118400.57 +0.46% 18日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比376.90ポイント安(-0.32%)の118023.67で取引を終了した。119370.5から117638.2まで下落した。 プラス圏で推移した後は終盤にマイナス圏に転落した。連日の上昇で足元では過熱感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、欧米市場の下落など弱い外部環境も足かせに。一方、中国の景気対策に対する期待が高まっていることが指数を下支えした。 【ロシア】MICEX指数 3273.75 -0.27% 18日のロシア株式市場は小反落。主要指標のMOEX指数は前日比8.92ポイント安(-0.27%)の3273.75で取引を終了した。3283.32から3245.25まで下落した。 終始マイナス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。欧州市場の下落が足かせとなり、ロシア市場にも売りが広がった。一方、指数の下値は限定的。新型コロナウイルスワクチンの接種開始に伴う経済活動の正常化期待が指数をサポートした。なお、ロシア中央銀行はこの日、政策金利を4.25%に据え置くと発表した。 【インド】SENSEX指数 46960.69 +0.15% 18日のインド株式市場は6日続伸。前日比70.35ポイント高(+0.15%)の46960.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同19.85ポイント高(+0.14%)の13760.55で取引を終えた。 売りが先行した後は下げ幅をじりじりと縮小させ、終盤はプラス圏を回復した。SENSEX数は前日17日まで5連騰し、過去最高値を連日で更新している。足元の過熱感から利益確定売りが先行。また、消費の落ち込みが来年にも続くとの予想も小売セクターの売り圧力を強めた。このほか、都市部の失業率が高止まりしているとの報告などが景気の回復遅れ懸念をやや高めた。 【中国本土】上海総合指数 3404.87 +1.13% 18日の中国本土マーケットは値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比9.98ポイント安(-0.29%)の3394.90ポイントと反落した。 外部環境の不透明感が重し。米国や香港では新型コロナウイルス感染再拡大に歯止めがかからず、行動規制が一段と強化される状況だ。外需低迷の影響が警戒されている。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。中国の政策に対する期待感根強いほか、商品相場の上昇が支えとなった。指数はプラス圏で推移する場面もみられている。 《CS》