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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、経済指標の改善が引き続き支援材料

2020/12/14 9:31 FISCO
*09:31JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、経済指標の改善が引き続き支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 115128.00 -0.00% 11日のブラジル株式市場は弱含み。主要指標のボベスパ指数は前日比0.6ポイント安(-0.00%)の115128.00で取引を終了した。115526.6から113949.4まで下落した。 軟調な展開が続いた後は買い戻され、終盤は前日の終値近辺でもみ合った。ボベスパ指数が今年2月以来の高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売りがやや強まった。一方、指数の下値は限定的。経済指標の改善が引き続き支援材料となった。また、新型コロナウイルスワクチンの普及期待に伴う経済活動の正常化観測も引き続き好感された。 【ロシア】MICEX指数 3276.58 +0.56% 11日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比18.27ポイント高(+0.56%)の3276.58で取引を終了した。3248.11から3278.24まで上昇した。 前日の終値近辺でもみ合った後は終盤に再びプラス圏に浮上した。経済活動の正常化期待が引き続き支援材料。ロシアが独自開発した新型コロナウイルスワクチンの国内接種は先週末に始まった。また、ブレント原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。一方、7-9月の国内総生産(GDP、速報)の発表を控え、慎重ムードが強い。なお、7-9月期の国内総生産(GDP)は前年同期比でマイナス3.4%となり、前期と市場予想のマイナス3.6%を上回った。 【インド】SENSEX指数 46099.01 +0.30% 11日のインドSENSEX指数は小反発。前日比139.13ポイント高(+0.30%)の46099.01、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同35.55ポイント高(+0.26%)の13513.85で取引を終えた。 後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、終盤は再び買い戻された。成長予想の上方修正が好感された。アジア開発銀行(ADB)はこのほど、2020年度のインドの成長予想をこれまでのマイナス9%からマイナス8%に上方修正した。7-9月期の成長率が予想以上に改善したと指摘された。また、政府が中小企業の支援などを強化しているとの報道も好感された。 【中国本土】上海総合指数 3347.19 -0.77% 11日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比26.08ポイント安(-0.77%)の3347.19ポイントと反落した。約4週ぶりの安値水準の落ち込んでいる。 対中制裁の余波が警戒される流れ。指数算出会社のS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは米東部時間9日、「米国防総省が中国人民解放軍が所有、または支配していると見なされる中国企業のリストを更新したことに絡み、株価指数の組み入れ銘柄から中国企業10社を除外する」と正式発表した。すでに、FTSEラッセルも先週4日、同様の理由で一部指数の組み入れ銘柄から中国企業8社を除外すると予告している。トランプ米政権が対中制裁を相次ぎ打ち出す中、両国の対立はしばらく続くと危惧された。 《CS》