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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅に値上がり、自律反発狙いの買いが優勢

2020/12/11 9:54 FISCO
*09:54JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅に値上がり、自律反発狙いの買いが優勢 【ブラジル】ボベスパ指数 115128.63 +1.88% 10日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比2127.48ポイント高(+1.88%)の115128.63で取引を終了した。112731.8から115261.7まで上昇した。 前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。経済指標の改善が好感された。10月の小売売上高は前年同月比で8.3%上昇し、前月の7.3%と市場予想の7.0%を上回った。また、新型コロナウイルスワクチンの普及期待に伴う経済活動の正常化観測も引き続き支援材料となった。 【ロシア】MICEX指数 3258.31 +1.45% 10日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比46.65ポイント高(+1.45%)の3258.31で取引を終了した。3189.04から3258.31まで上昇した。 売りが先行した後は買い戻され、終盤に上げ幅を拡大させた。原油価格の上昇が資源銘柄の物色手掛かり。また、ロシアが独自開発した新型コロナウイルスワクチンの国内接種は先週末から始まったことも、経済活動の正常化期待を高めた。一方、欧州市場が不安定な展開を示したことが指数の足かせとなった。 【インド】SENSEX指数 45959.88 -0.31% 10日のインドSENSEX指数は小反落。前日比143.62ポイント安(-0.31%)の45959.88、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同50.80ポイント安(-0.38%)の13478.30で取引を終えた。 終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。両指数とも過去最高値水準で推移しており、高値警戒感から利益確定売り圧力が高まった。また、新型コロナウイルスワクチンの普及について、インドが中国や高所得国より遅れるとの観測を受け、景気回復の遅れ懸念が強まった。 【中国本土】上海総合指数 3373.28 +0.04% 10日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比1.31ポイント高(+0.04%)の3373.28ポイントと4日ぶりに反発した。 自律反発狙いの買いが優勢。上海総合指数は前日まで急ピッチに下落し、足元では約2週ぶりの安値水準に落ち込んでいた。ただ、指数は安く推移する場面もみられている。米政権が相次ぎ対中制裁を打ち出す中、米中対立が長期化するとの懸念が重しとなった。 《CS》