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*11:48JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶり反落、利益確定売りが優勢 【ブラジル】ボベスパ指数　116534.00　-0.57％ 27日のブラジル市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比669.2ポイント安（-0.57％）の116534.00で取引を終えた。117,802.9 から115,995.1まで下落した。 買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ボベスパ指数が過去最高値水準で推移しており、高値警戒感から利益確定売りが優勢。また、新年の接近に伴い、積極的な買いも手控えられた。一方、指数の下値は限定的。海外市場の上昇が支援材料となった。 【ロシア】MICEX指数　3050.47　+0.62％ 27日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比18.80ポイント高（+0.62％）の3050.47で取引を終了した。3029.12から3054.03まで上昇した。 買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。アジアや欧州市場の上昇が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、原油価格が堅調な値動きを示したことも資源セクターの物色手掛かり。一方、指数の上値は重い。MOEX指数が過去最高値水準で推移しており、高値警戒感からやや伸び悩む展開となった。 【インド】SENSEX指数　41575.14　+1.00％ 27日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比411.38ポイント高（+1.00％）の41575.14、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同119.25ポイント高（+0.98％）の12245.80で取引を終えた。 終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや拡大させた。前日の米株高に加え、この日のアジア市場がおおむね堅調な値動きを示していたことを受け、インド株にも買いが先行。また、米中通商協議の前進期待が高まっていることも好感された。 【中国本土】上海総合指数　3005.04　-0.08％ 27日の上海総合指数は小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比2.32ポイント安（-0.08％）の3005.04ポイントと反落した。 年末が接近するなか買い手控えムードが広がる流れ。足もとで上昇ピッチが速かったハイテク株や証券株が安い。もっとも、下値は限定的。中国の政策に対する期待感が続いたほか、経済指標の上向きが相場を支えている。取引時間中に公表された中国経済指標では、全国工業企業の利益総額が今年11月、前年同月比で5.4％上昇。10月の9.9％減から大幅に持ち直した。 《FA》