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概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は続伸、米株式市場の上昇が好感

2019/8/29 9:30 FISCO
*09:30JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は続伸、米株式市場の上昇が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 98193.5 +0.94% 28日のブラジル市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比917.3ポイント高(+0.94%)の98193.5で取引を終えた。96557.1から98346.00まで上昇した。 売りが先行した後は買い戻され、終盤に上げ幅をやや拡大させた。米株式市場の上昇が好感され、ブラジル市場にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も支援材料。ほかに、中国における景気対策の発表などが引き続き好感された。一方、アマゾン川流域の大規模な火災発生を受け、ブラジルへの投資資金の流入が鈍化するとの観測が引き続き警戒された。 【ロシア】MICEX指数 2677.31 +0.68% 28日のロシア株式市場は小幅続伸。主要指標のMOEX指数は前日比17.96ポイント高(+0.68%)の2677.31で取引を終了した。2649.54から2677.99まで上昇した。 売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が支援材料となり、資源の一角は物色された。また、大手企業が相次いで増配計画を発表したことも対象銘柄の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。世界的な景気減速懸念の高まりなどが圧迫材料となった。 【インド】SENSEX指数 37451.84 -0.50% 28日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反落。前日比189.43ポイント安(-0.50%)の37451.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同59.25ポイント安(-0.53%)の11046.10で取引を終えた。 小幅高で寄り付いた後は売りに押され、その後も下げ幅をじりじりと拡大させた。景気減速の継続観測が圧迫材料。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは最新リポートで、内外経済の低迷などを受け、短期間内での景気回復が困難だとの見方を示し、2019年度のインド経済成長率が6.4%まで鈍化すると予測した。 【中国本土】上海総合指数 2893.76 -0.29% 28日の上海総合指数は小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比8.44ポイント安(-0.29%)の2893.76ポイントと反落した。 米中通商交渉の楽観が後退する流れ。トランプ米大統領が「中国側から通商協議再開の申し入れがあった。交渉を再開する」と述べたことに対し、中国外交部の報道官は27日、「電話協議を把握していない」と改めて強調した。米中両国が追加関税を応酬するなか、中国経済に対する悪影響も不安視されている。もっとも、下値は限定的。中国の政策を好感し、指数はプラス圏で推移する場面もみられている。国内景気の下支えを狙う中国政府は27日、自動車購入規制の緩和など20項目にわたる消費刺激策を発表した。 《CS》