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28日の中国本土市場概況:上海総合0.3%安で小反落、自動車と家電は逆行高

2019/8/28 16:51 FISCO
*16:51JST 28日の中国本土市場概況:上海総合0.3%安で小反落、自動車と家電は逆行高 28日の中国本土市場.76ポイントと反落した。上海A株指数も下落し、8.84ポイント(0.29%)安の3031.59ポイントで取引を終えている。 米中通商交渉の楽観が後退する流れ。トランプ米大統領が「中国側から通商協議再開の申し入れがあった。交渉を再開する」と述べたことに対し、中国外交部の報道官は27日、「電話協議を把握していない」と改めて強調した。米中両国が追加関税を応酬するなか、中国経済に対する悪影響も不安視されている。もっとも、下値は限定的。中国の政策を好感し、指数はプラス圏で推移する場面もみられている。国内景気の下支えを狙う中国政府は27日、自動車購入規制の緩和など20項目にわたる消費刺激策を発表した。 金融株が下げを主導。興業銀行(601166/SH)が4.9%安、中国人寿保険(601628/SH)が1.8%安で引けた。興業銀行に関しては、増益率(6.6%)が市場予想に届かなかった点が嫌気されている。将来的な成長鈍化が意識された。医薬品株、素材株、公益株、運輸株の一角もさえない。 半面、自動車株は物色される。中国政府の景気対策を手がかりに、金杯汽車(600609/SH)がストップ高した。家電株もしっかり。大手の青島海信電器(600060/SH)が1.4%上昇した。上述した消費刺激策には、「スマート家電製品の買い替え促進」も盛り込まれている。このほかハイテク株、メディア株、航空・防衛関連株も買われた。 一方、外貨建てB株は値下がり。上海B株指数が0.82ポイント(0.31%)安の262.46ポイント、深センB株指数が1.55ポイント(0.16%)安の945.92ポイントで終了した。 【亜州IR】 《FA》