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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、景気低迷の継続観測が圧迫材料

2019/7/31 10:37 FISCO
*10:37JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、景気低迷の継続観測が圧迫材料 【ブラジル】ボベスパ指数 102932.8 -0.53% 30日のブラジル市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比549.8ポイント安(-0.53%)の102932.8で取引を終えた。103555.00から102596.1まで下落した。 中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、景気低迷の継続などが圧迫材料。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催に伴い、その結果を見極めたいとのムードも高まった。 【ロシア】MICEX指数 2734.68 +0.23% 30日のロシア株式市場は4日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比6.41ポイント高(+0.23%)の2734.68で取引を終了した。2714.01から2735.21まで上昇した。 中盤はマイナス圏に転落したが、終盤は再び買い戻された。成長加速観測が好感された。ロシア中央銀行はこのほど、4-6月期の成長率が前期の0.5%から0.5-1.0%に加速するとの見方を示した。7-9月期には0.8-1.3%まで加速すると予測。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を控えてやや神経質な展開となった。 【インド】SENSEX指数 37397.24 -0.77% 30日のインドSENSEX指数は続落。前日比289.13ポイント安(-0.77%)の37397.24、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同103.80ポイント安(-0.93%)の11085.40で取引を終えた。 プラス圏で推移した後は終盤にマイナス圏に転落した。景気低迷の継続観測が圧迫材料。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは最新リポートで、インドの経済成長率がむこう12-18カ月は一段と減速する可能性があると予想した。なお、1-3月期の成長率は5.8%まで落ち込み、5年ぶりの低水準を記録。政府は2019年度の成長目標を8%に設定していた。 【中国本土】上海総合指数 2952.34 +0.39% 30日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比11.33ポイント高(+0.39%)の2952.34ポイントと反発した。 中国の政策に対する期待感が先行した。近く開催される中国共産党中央政治局会議で、追加の景気テコ入れ策が打ち出される——との思惑が広がっている。また、主要企業の決算発表が始まるなか、好業績の期待も強まった。 《FA》