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概況からBRICsを知ろう 21日のインドSENSEX指数は反落、成長予想の下方修正が嫌気

2019/6/24 10:13 FISCO
*10:13JST 概況からBRICsを知ろう 21日のインドSENSEX指数は反落、成長予想の下方修正が嫌気 【ブラジル】ボベスパ指数 102012.60 +1.70% 休み明けとなる21日のブラジル市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1709.19ポイント高(+1.70%)の102012.60で取引を終えた。100304.79から102099.65まで上昇した。 買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。7月の米利下げを確実視する見方が広がっていることが引き続き支援材料。また、米中通商協議の進展期待や国内の景気対策への期待なども好感された。一方、ボベスパ指数が100000ptの大台を乗せた達成感からやや伸び悩む展開となった。 【ロシア】MICEX指数 2761.23 -0.68% 21日のロシア株式市場は小反落。主要指標のMOEX指数は前日比18.97ポイント安(-0.68%)の2761.23で取引を終了した。2779.32から2750.54まで下落した。 終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。欧州がロシアに実施している経済制裁を6カ月間延長すると決定したことが嫌気された。また、MOEX指数が過去最高値水準で推移しており、利益確定売りもやや優勢となった。一方、米当局の利下げ示唆が指数をサポートした。 【インド】SENSEX指数 39194.49 -1.03% 21日のインドSENSEX指数は反落。前日比407.14ポイント安(-1.03%)の39194.49、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同107.65ポイント安(-0.91%)の11724.10で取引を終えた。 おおむねマイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。成長予想の下方修正が嫌気された。DBS銀行は最新リポートで、2019年度のインドの成長予想をこれまでの7.0%から6.8%まで引き下げた。 【中国本土】上海総合指数 3001.98 +0.50% 21日の中国本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比14.86ポイント高(+0.50%)の3001.98ポイントと5日続伸した。 海外マネーの流入がプラス。中国・香港間の相互取引スキームを通じた売買は今週に入り、香港経由の本土株売買が大幅な買い越しで推移している。米中協議の進展期待や、金融当局の資金供給スタンスなども引き続き材料視された。中国人民銀行(中央銀行)は21日、公開市場操作(オペ)を通じ300億人民元の資金を市場に供給。今週は償還分との差し引きで、2850億人民元の供給超だった。また、テクノロジーなど新興企業株で構成される深セン創業板指数が1.7%高と大幅続伸したことも、小型株を好むとされる個人投資家のセンチメントを上向かせている。 《CS》